スズキ「ワゴンR」試乗記③:【ハイテクの集合体】で【ターボ並み加速】
- 2012-09/22 (Sat)
- スズキ
エコスコアチェレンジなる試乗会を開催しています。今回は、試乗レポートの第3弾になります。
今回も一般のかたがエコスコアチェレンジに挑戦された感想から
早速、ご覧ください。
※見れない方は右下の「続きを読む」から
もうひとつ9月6日に発売されたばかりの新型ワゴンRに試乗して来ました。
一見 あんまし変わらない気がするが、顔つきが鋭くなったと申しますか。
まぁ~一見されたし
高級感は確実に進化しとるでー^^
試乗と言うことで、条件が課せられまして
エコスコア チャレンジを挑戦しながらの試乗となりました。![]()
「アイドリングストップ中」
走り出して気づいたのが、走行抵抗感が無いと言いますか
スーット軽い走りで車速が増して行きます。
この感覚は少し違和感があります。
決して接地感に乏しい訳ではないのですが。
これも燃費の為なんです。
メーターの色が青から緑に変わるとエコ運転のサインです。
これをいかにキープするかで、後々の得点に差が出るのです。
エンジンですが、もうカバーでヘッドすら確認出来ません。
やたらと弄るな的な事でしょうかwww![]()
軽初採用のリチウムイオン電池
助手席のシート下に設置されております。
もちろん伝統のケースも今まで通りございます。![]()
仕組みとしましては、リチウムと亜鉛バッテリー、二つの電池に貯めた電気を電装品に給電。
発電の負荷を減らせます。
そして減速時に、高出力オルタネーターがタイヤの回転力で発電します。
その時は燃料噴射は止まります。
実際に乗ってみると減速時は、思いのほか車速の落ち込みが激しく、
時に信号手前でアクセルを踏み込む機会が幾度となく・・・
慣れれば大丈夫と思いますが、サイドブレーキを引いたかの様、これに近い感覚でした。
そしてエコクール(エアコン)
これは冷えた空気を貯めておく場所がありまして。
アイドリングストップ時にそこを通して冷やす仕組みです。
新アイドリングストップ
これは13km/h以下になりますとエンジンが停止致します。
なので信号の手前で既にエンジンが停止した状態で止まります。
これも慣れが必要でしょうか。
全て燃費の為に技術を詰め込んだ 新型ワゴンR!
アクセルを思いっきり踏み込んでも、元気良く加速して行きますので走りのスズキは健在です。
さてぇ肝心のエコスコアチャレンジですが、体重が軽い事もあり、見事に100点満点でした。
そしてパワフル走行では96点
交通の流れを見て早めのアクセルオフがコツですよ。
やはり、走行性能の高さはかなりのもののようで、9月9日正午前、スズキのディーラーから新型ワゴンRのエコスコアチャレンジで出発。
まず驚いたのが、軽くアクセルを踏んだだけで、車体がスッと前に進むこと、
ターボ車じゃないと聞いて2度ビックリ!
上り坂でも、軽くアクセルに足を乗せているだけで、軽々と登っていく。
また、信号手前でアクセルを抜くと、メーター内左上の電池のようなマークが点灯する。
同乗してくれた店長さんの説明では、電気を充電してくれているとのこと、凄い!!
信号の手前で減速していくと、車が停まる前から、エンジン音が消えている。
結構早いところからエンジンが止まっているみたいだ。
エンジン始動は、ブレーキを離すとすぐにかかるが、始動音は結構大きめであった。
最新の軽自動車はハイテクの集合体となっており、スズキの燃費向上にかける、情熱が詰まった車と思った。
ターボ車と勘違いしてしまうような加速性能をもっている。
おそらく、新型エンジンやエネチャージだけでなく、
軽量化が大きく寄与してるんでしょうね。
走り出しのスムーズさに言及されていることが多く、
「軽い走り」との表現も頷けます。
特に、エコスコアチェレンジを実施中なので、
走り出しは、アクセルを踏み込みのではなく、
じっくり踏むことが求められるはず。
エコランにアクセルを吹かさないことは必須要件ですから。
つまり、アクセルを踏み込まなくても、スイスイ加速していくということ。
軽自動車は660ccというエンジンの制約でどうしても加速性能に不満が
出ることが多い。ということを考えると、
この低速域での加速性能は、特筆すべきもので軽自動車の大きな進化を感じます。
2人目の方が、「ハイテクの集合体」と書いておられますが、
新技術を積み上げることでこの加速性能を実現したとすれば、
本当に頭がさがる思いです。
しかも、新型ワゴンRの一番のウリは、加速性能ではなく、
燃費性能にあるわけですから。
マツダのクリーンディーゼルの時も書いたのですが、
価格を維持したまま、燃費性能と走行性能の向上を両立した。
という今回のフルモデルチェンジは、
イノベーションといってもいい大きな成果だと思います。
グリーンランプの点灯でエネチャージの実感もバッチリ。
ちょっと、褒めすぎましたが、課題も。
ある程度慣れは必要。という前提のもとですが、
回生システム作動時=減速時のスムーズさ、
アイドリングストップ作動時の振動や音。
このあたりは、モーターアシストできれば改善される可能性もあるので、
次回のモデルチェンジではモーターアシストする
ハイブリッド化を実現させて改善させて欲しいですね!
しかし、ターボかと思った加速性能。ということですが、
スティングレーの発売が19日に迫っており、
ターボ車の走行性能がどんなものなのか、非常に楽しみです。
※新型ワゴンRの試乗レポート一覧は、こちらから
スズキ【新型ワゴンR】試乗記①「低燃費以上に【走り】がいい!」
スズキ【新型ワゴンR】試乗記②「実用性満点のエコカー!」
関連エントリーは以下から
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