スズキ反撃の狼煙「新型ワゴンR」:打倒【NBOX】なるか!
- 2012-08/25 (Sat)
- スズキ
本日25日に新たな発表が予告されているスズキ「新型ワゴンR」9/6の発売に向けて、いよいよ価格発表でしょうか。
なんと、渡辺兼さんのCMがはじましましたね。
発電がキーワードのインパクトあるCM。新型ワゴンRの本気度が伺えます。
今回は、発売に向けて今までの記事をまとめると共に、
スズキにとって、
このワゴンRが如何に重要な車種であるかが
わかる記事をご紹介します。
※今までの新型ワゴンRの記事一覧はこちらから
詳細は以下からご覧ください。
※見れない方は【続きを読む】から
まず、レスポンスでのホンダ副社長の発言
ライバルはNBOXという捉え方ですね。スズキ本田副社長、ワゴンRとN BOX「商品の位置づけが、ちょっと違う」
スズキの本田治副社長は、軽自動車市場で快走するホンダ『N BOX』について、「『ワゴンR』とは商品の位置づけが、ちょっと違う」との考えを示した。
スズキは8月9日、独自の低燃費技術の搭載と、エンジンの改良や車体軽量化で既存モデルより22%燃費を改善した新型『ワゴンR』を9月に発売することを明らかにした。
軽市場ではN BOXが7月まで4か月連続して販売台数トップの人気となっている。本田副社長は同日都内で開いた会見後、一部報道陣に「商品も技術も大変頑張られているということで、尊敬もし、尊重している」と素直にエールを送った。
しかし、スズキの主力商品であるワゴンRとの競合に関しては「技術的な面だけじゃなくて、車としても少しワゴンRとは違う、さらにスペースのある車のジャンルに属する」と指摘。その上で「我々は我々の製品を、ワゴンRの位置づけで一所懸命やってきたし、商品ラインアップの中で置かれたそれぞれの商品の位置づけを最大限発揮できるように頑張っていく」と述べ、他社モデルの動向に関わらず、自社製品を磨き上げていく考えを強調した。
ただ、車格やカテゴリーが同じだから、NBOXというわけではなく、
軽自動車市場を引っ張るクルマとしてのNBOX。
ワゴンRは、軽自動車市場を牽引し続けてきた車種で、
長らく軽自動車販売台数No.1を守って来ました。
NBOXは、ワゴンRよりもさらにスペースのある(高さのある)車種で、
直接の競合ではありません。
※実際、スペースが広い分燃費はよくありません。今回の新型ワゴンRの特徴は先程の記事にあったように、
22%もの燃費性能の向上です。
しかも、燃費性能向上だけでなく、
全体的な価値がUPする非常に気合の入った内容。
そして、その裏には、
細かな技術の積み重ねだけでなく、新しい技術の投入も寄与しています。静岡新聞の記事では、
低燃費を押し出して、「NBOX」「ミラ」に挑むという内容の記事。軽自動車競争巻き返し スズキ、ワゴンR発売前倒し
スズキが9日発表した低燃費化技術は、9月発売予定の新型「ワゴンR」の大幅な燃費改善に貢献する。「単独の技術でできることはだんだんなくなっている」(本田治副社長)としながらも、さまざまな新技術を積み重ね、成果を生み出した。
各社がしのぎを削る軽自動車市場で、軽ワゴン車トップの低燃費を前面に出して激化する競争に挑む。
軽自動車の車名別新車販売ランキングで、長らくトップを堅持していた「ワゴンR」。だが、他社から新型車が発売されると、首位の座から陥落。今年7月はホンダの「N BOX」、ダイハツ工業の「ミラ」に次ぐ3位だった。
今回、軽自動車で初めてリチウムイオン電池を使った減速エネルギー回生機構「エネチャージ」などを開発。ガソリン1リットル当たりの走行距離を現行モデル比22%向上の28・8キロとした燃費性能で巻き返しを図る。
新型ワゴンRの発売は、当初計画よりも前倒しした。本田副社長は、迫るエコカー補助金の打ち切りとの関連については「意識していない」と否定したものの、今回の燃費改善で自動車取得税と自動車重量税の免税対象になる見通しを明らかにした。
今回の新技術は、ワゴンR以外の軽自動車や小型車にも採用し、燃費改善に生かす方針。本田副社長は「低燃費化技術には、まだまだ改善の余地がある」とし、さらなる技術革新に意欲的な姿勢を見せた。
燃費数値は28.8km/Lですが、
この数字だけを見ると、ダイハツの「ミライース」や
スズキ自社の「アルトエコ」の方が上。
ただし、室内空間は圧倒的にワゴンRに分がある。
つまり、
広さでは、ミライース<ワゴンR<NBOX
燃費では、NBOX<ワゴンR<ミライース
という関係。
ただし、今回の新型ワゴンRは、大幅に燃費をUPしているため、
NBOX(22.2km/L)<<ワゴンR(28.8km/L)≦ミライース(30km/L)
くらいのインパクトはあるかも。
そして、この燃費向上技術をアルトにも移植すると、、、すごい!もし、この技術が本当に低価格で実現できるとすると、
ワゴンRだけでなく、スズキ全体の反撃の狼煙になる可能性が!
さて、ミライース、NBOXに次いで、
ワゴンRは、軽市場に大きなインパクトを与えられるのか、
発売後の反応についても注意していきたいと思います。
※もちろん、本日の新情報発表内容もすぐにお伝えします。
続報)8/25 TVCM発表!そして、11月発売予定のホンダ「N ONE」。こちらも含めた軽戦争の行方は大いに注目ですね!
あと、気になるのは、新型ワゴンRのデザインですが、
以下の記事で公開していますので、ご覧ください。
関連エントリーは以下から
※新型ワゴンRの情報一覧は、こちらから
スズキ【新型ワゴンR】:TVCM公開「渡辺謙と発電エコカー?!」
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