スズキ「新型ワゴンR」：[28.8km/L]で[8/25]予約[9/6]発売開始Ethical & LifeHack

• スズキ「新型ワゴンR」発表！【燃費・快適性・走行性能】全てUP！

スズキの新型「ワゴンＲ」、新アイドルストップ機構で燃費28.8km／L

　スズキは2012年9月に発表する新型「ワゴンR」のJC08モード燃費が28.8km／Lになると発表した。アイドリングストップ機構の改良や、減速時に回生エネルギを蓄えるシステムによって実現し、現行ワゴンRの23.6km／Lを大きく上回った。

　JC08モード燃費は「アルトエコ」が軽自動車で30.2km／Lと最高値となっているが、全高1550mm以上のハイト型2ボックス車では、新型ワゴンRがトップとなる。アイドリングストップ機構の改良では、減速時にエンジンを停止する車速をアルトエコの9km／hより高い速度とした。
また、鉛2次電池以外に、リチウム（Li）イオン2次電池を搭載し、大容量のオルタネータと組み合わせて、減速時に回生できるエネルギ量を多くした。減速時に二つの電池を充電し、通常走行時は電池から電力を供給することで、オルタネータの負荷を減らした。ちなみに、Liイオン2次電池に蓄えた電力は、メータやストップランプ、燃料噴射装置などに供給する。
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スズキ「新型ワゴンR」発表！28.8km/Lの秘密は【エネチャージ】

　実用燃費を改善するために採用したのが、エアコン空調ユニットの中に蓄冷材を搭載し、アイドリング停止時に冷気を送風できるようにしたこと。従来のアイドリングストップ機構では、エアコンのコンプレッサが止まり、冷媒の温度が上がるため、送風しているとすぐに車内温度が上がってしまう。このため、エンジンを再始動して車内が快適になるように制御する。しかし、これは燃費の悪化につながる。今回、エバポレータの中に、エアコン作動時には短時間で凍る蓄冷材を組み込み、エンジンが止まった際にはこの蓄冷材が溶けることで熱を吸収し、冷気をこれまでより長く維持する仕組みとした。このため、エンジンの停止時間を現行車より長くでき、実用燃費を上げられるという。
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スズキ「新型ワゴンR」：アイスト中も冷房OK！秘密は【エコクール】

　新型ワゴンRの詳細は9月に発表する。

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