マツダ、スカイアクティブをフィアットにも提供。まずは、ロードスター。
- 2012-05/29 (Tue)
- マツダ
- スポーツ:ロードスター…
そこで、生産台数を稼ぐために、フィアットと提携し国内でも販売する。
というニュースが。
マツダは「スカイアクティブ」技術も提供するようですよ。
詳しくは以下をご覧ください。
まずは財経新聞の記事
マツダと伊フィアットが提携を協議、スポーツカーの開発・生産で協業
マツダは23日、伊フィアットと、次期「マツダロードスター(海外名:Mazda MX-5)」のFRアーキテクチャをベースに、マツダおよびフィアット傘下のアルファロメオ向けのオープン2シータースポーツカーの開発・生産に向けた協議を開始することで合意したと発表した。
マツダとフィアットは今後、マツダブランドとアルファロメオブランドで明確に差別化され、それぞれのブランドごとに象徴的なスタイルを持つFRライトウェイトオープン2シータースポーツカーの開発を進めていく。なお、両社の車種には、それぞれのブランドごとに独自のエンジンを搭載する予定。また、両社の車種をマツダの本社工場で生産することを想定しており、アルファロメオ向けの車両については2015年に生産を開始することで検討を進めるという。
マツダの山内孝 代表取締役会長 社長兼CEOは、「技術・商品開発領域におけるアライアンス構築は経営戦略に基づく活動の一つであり、今回のフィアットとの発表はその重要な一歩だと捉えている。特に『マツダロードスター』は、世界で最も販売台数の多いオープン2シータースポーツカーであり、マツダブランドを象徴するクルマ。このたび、次期『ロードスター』をベースにオープン2シータースポーツカーの先駆者とも言うべきアルファロメオと協業の機会を持てることに大きな期待を寄せている」と述べている。
また、フィアットのセルジオ・マルキオンネCEOは、「この合意は我々のアルファロメオブランドに対するコミットメントであり、またアルファロメオを真のグローバルブランドに育てていく決意を表すもの。マツダは、コンパクトFRオープンスポーツカーのリーダーとして広く認識されており、彼らと協力し、アルファロメオの伝統であるエキサイティングかつスタイリッシュなオープン2シータースポーツカーをつくっていく。このたびのマツダとの協業の機会に感謝するとともに、今後も良好かつ継続的な関係を築いていくことを期待している」と述べている。
なお、両社の正式事業契約の締結は2012年後半を予定しているという。また両社は、今回の案件以外に今後欧州での協業の可能性についても話し合いを持つことで合意した。
以下は、産経Bizの記事
情報をまとめると、マツダ、フィアットと提携協議 低燃費技術「スカイアクティブ」供与へ
マツダは23日、イタリアの自動車大手フィアットと、業務提携に向けた協議を開始すると発表した。マツダの2人乗り小型スポーツカー「ロードスター」の次期モデルをフィアット傘下の「アルファロメオ」に供給する。フィアット側は次期ロードスターをベースに自前のエンジンを搭載し、車両デザインも変えた新型車を開発。マツダはこの新型車に、車体の軽量化などで独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を供与し、車両を2015年から本社工場(広島県府中町)で生産する予定だ。
マツダは輸出比率が約7割に上り、円高の影響で12年3月期は4期連続の最終赤字を計上した。海外販売がふるわず、国内工場の稼働率が低迷して収益が悪化する構造的な課題を抱えているためだ。
今回のフィアットとの提携は、国内で成果を上げているOEM(相手先ブランドによる生産)戦略を海外メーカーにも広げ、工場稼働率の底上げで収益力を改善する狙いがある。
マツダの国内生産能力は年100万台だが、2011年度の生産実績は約84万7000台にとどまった。海外での販売不振が響いたが、国内販売はミニバン「プレマシー」を、日産自動車にOEM供給し、ダメージを最小限にした。
プレマシーの11年度の販売台数は約2万台。これに対し、日産へのOEM車「ラフェスタハイウェイスター」の販売台数は、昨年6月から今年3月までで1万7000台超と、生産に大きな恩恵をもたらしており、フィアットとの提携で同様の効果が期待できると判断したとみられる。
一方、フィアットはマツダとの協業による新型車を北米にも投入。北米のアルファロメオの商品力を強化し、「真のグローバルブランドに育てる」(マルキオンネ最高経営責任者)狙いだ。
マツダは、米フォード・モーターとの資本提携解消に伴い、環境技術などの開発投資負担の低減で、新たなパートナーが不可欠となっており、フィアットとの関係は今後、包括提携に発展する可能性もある。
・マツダとフィアットが提携
・マツダがアルファロメオにOEM供給
・ロードスターベースのオープン2シータースポーツカー
・エンジンは別物も、スカイアクティブテクノロジーを提供
・2015年に発売予定
注目すべきは、マツダがどの程度まで技術を提供するのか?
だったのですが、あっさりOEMでの提携みたいですね。
パワートレーンもそのまま移せば、
CX-5のフィアット版など、相当楽しみだったのですが。
ただし、
・今後、さらなる提携関係の強化も
との事なので、さらなる車種の開発に期待しましょう。
ディーゼルのパワートレーンが、他車種への展開。
という話も出てきていますので、
「ジュリエッタ:SKY-Dモデル」などすっごい楽しみなんですが。
正直、「デミオ SKY-D」よりもよっぽど欲しいですが。
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