トヨタ「アクア」納車後レビュー③ 気持ちいい加速(非ECOモードで)
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今回はアクアユーザーの方の納車後レビューの第3弾です。
トヨタ「アクア」納車後レビュー④ 『5つの裏ワザ』で実燃費28km/L!
トヨタ「アクア」納車後レビュー③ 気持ちいい加速(非ECOモードで)
トヨタ「アクア」納車後レビュー② 実燃費は満足/内装がチープ・・・
トヨタ「アクア」納車後レビュー① 実燃費は満タン法で25km/L程度
賛否両論のアクアですが、
今回は、冷静に客観的にご自身のアクアを分析された
納車後レビューです。
色々な納車後の感想を見ていますが、
非常に冷静に、好き嫌いだけでなく、
的確に評価をされている内容だと思います。
総評
試乗したアクアは思い通りに加速せず、おいおいこれがストロングハイブリットかよという印象だった。それは間違いない。ある自動車ヒョーロンカも雑誌でアクアの加速の悪さに幻滅した記事を書いていた。
しかし、気持ちのいい加速を記するレビューもあるし、何よりカタログに「クラストップレベルの加速」なる表記すらある。
この差はいったい何なのか・・・・
目に付いたのが「エコドライブモード」なる表記・・・
そこで、
エコドライブモードをOFFにして走ってみると・・・・・
あれ?気持いい!!
アクセルの踏み込みにしっかりトルクがついてくる。
たしかにスズキスイフトのように緻密なアクセルワークはできないが、モーター特有の低回転域での豊かなトルクが非常にゆとりのある運転をもたらしてくれる。
なんのことはない。
私はエコモードのままにしておきながら「加速が悪い」などとほざいていたのだ(恥!)。すみません、皆様、そしてアクアーーー
それにしてもヒョーロンカの清水何某、彼も私と同様、トロイ加速の原因がわからず、なんでこんなにトロイのか書いていた。お前はよくも自動車評論家を名乗れるなあ。
ただ、バッテリー容量がプリウスよりかなり少ないのは事実だし、出力特性にエコモードを設定し長持ちさせようとしているのは事実であろう、というのは言い訳か・・・見苦しいですね―――すみません・・・
長所
ストロングハイブリッドによる気持いい加速(ただしエコモードoff)
アイドリングストップからのスムーズな復帰。モーター走行だから、騒音はモーター音のみ。振動はなし!そして、ゴー&ストップの繰り返しの渋滞では抜群の燃費性能が発揮される。
同じモーター走行のできるEVより航続距離が圧倒的に長い。
EVは、ただでさえ航続距離が短いのに、充電スポットが少なく、バッテリーの劣化や暖房の使用により常に電欠を心配しなければならない、まだ発展途上の乗り物と私は考える。
短所
チャちい内装?
実際に使用すれば、全く気にならない。
運転中は目に入らないし、内装に触ることもない。停車中だって内装をそんな気にすることはない。肌に触れてるハンドルは低グレードのウレタンでもシックリくるし気になるのならテニスラケットのグリップテープでも巻けば最高にしっくりくる。内装をちゃちいと言ってる人は、車で何をしてるのだろうか。ちょいちょいインパネを触ったり、頬ずりでもしてるのか?気持悪いな(笑)。
また、シートもフロントは大ぶりでコシがあり広い面で体重を支えてくれるので疲れにくいだろう。後席も広くはないが、ヘッドレストは上げれば十分に頭部を支えるし、頭も天井に触れることはない。
高価?
あれもこれもつければ高くなるのは当たり前。私だったら、Lグレードにサイド&カーテンシールドエアバッグと寒冷地仕様を付ければ十分。音楽はⅰPodにスピーカーつければいいし、カーナビはポータブル式で後付けすればいい。値引きなくとも価格は170万円台中盤。エコカー「免税」に、今なら10万円の補助金も付く。1月の販売台数は1.3万台強、4位。ただしこれより上位のプリウスもフィットもフリードも、単独車種ではない(プリウスはαとの合計、フィットはノーマルとHVの合計、フリードに至ってはスパイクとそれぞれのHVとの合算となっている)。納期は6カ月、売れに売れている。世間にはお買い得感の高い車として認知されたようだ。
LCA(Life Cycle Assessment)が高い?
巨大なバッテリーを使っていたとしても、カタログを見る限り、製造から10万キロ走行をし廃棄までに掛かるエネルギーは、同クラスのコンパクトカーよりかなり低い。感覚や思い込みで評価するのは危険だろう。
◎総括◎
走りに拘りがなければ、汎用性・商品価値の高い車である。
「エコノミー」かは議論の余地もあろうが、バッテリーのリサイクルも確立されているそうで「エコロジー」な車であるとは言ってもよさそうである。
もう一つ。
総評
これだけ売れていると、批判が多いのが、目に付きますね。うそっぽい批評、大げさな批評、など。
普通にいい車なんですよ。内装が安っぽいと言われてますが、好みやデザインの問題で、材質から考えても、何処の車も同じじゃないですか。シートも2時間程度の走行で、腰の痛みも感じず、しっかりとした
シートです。家族で乗る機会は少ない方なので、一人乗りとして乗るには、プリウスよりタイトで軽量で、充分だと思います。燃費も21キロから23キロを推移してます。まだ2ヶ月で1000キロ位しか、走行してませんが。確かに、色々とオプションを付けると高額になりますが、キーレスエントリーとアドバンスパッケージは付けた方が良いと思います。アドバンスは燃費を効率的に走行するのに役立ちます。
長所
ベストサイズで燃費が良い。トータルに文句なしです。
短所
4人乗るには、タイトで、ゆとりがないかな。運転席の脇のボックスが、後ろの席に食い込む位置が、難点です。
アクアに限ったことではないですが、
トヨタのHVは走行性能に対する評価が非常に微妙。
人によって求めるものが異なるので、当たり前なんですが、
好き嫌いが別れる走行性能だと言えます。
今回ご紹介した一つ目のレポートでは、
エコモードをオフにしたら、気持ちい加速が味わえる。と評価されています。
ただ、オフにしちゃうと「アクア」に乗る必要があるのか?
という議論も出てきそう。
ただし、一つ注目したいのは、
アイドリングストップからのスムーズな復帰。
という部分。
CX-5の記事で、アイドリングストップの違和感を補うためには、
発進時に走行を電動アシストするハイブリッドがいいのでは?
と書きましたが、
マツダCX-5試乗記㊼ アイドリングストップはちょっとがっかり・・・。
ハイブリッドを燃費向上のためだけのものと捉えるのではなく、
走行性能を上げるためのものとして捉えることも出来ます。
ただ、トヨタのハイブリッドはあくまでも燃費を優先するシステムですので、
走行性能に対して賛否が出てくるのはしょうがないところ。
エコモードとか中途半端な事をするのではなく、
トヨタも、
・プリウスのような燃費性能を追求したハイブリッド
・走行性能を重視したハイブリッド
をラインアップすればいいと思うのですが。
アクアは、世界最高の燃費性能で、走行性能もいい!
という、ちょっと難しいお題を背負ってしまったため、
色々なところに無理が出てきているのかもしれません。
価格もフィットHVに対抗するため、抑えないといけない。
とはいえ、ヴィッツよりも高いクルマであるための質感もいる。
プリウスよりはコンパクトなので安くないと。
プリウスで評価が低い、走行性能もUPしないと。
フィットに対抗するには、室内空間の広さも。
などなど、特定の部分に特化できないバランスを求めたクルマを作る必要があった。
その結果が、様々なユーザーを呼び込み、すこしづつ不満が出ている。
というのが現状でしょう。
ただ、どの不満も決定的なものではありません。
決して高級車ではないので、インテリアの質感も悪いという訳ではない。
カタログ燃費は出ないけど、実際に燃費は優秀。
走行性能も、すごく良くはないけど、悪くはない。
軽自動車のワゴンRじゃないですが、
全ての面である程度の評価が取れるハイブリッドこそがアクア。
オール4のハイブリッドという評価が正しい見立てだと思います。
ただ、一つ気になることが!
それは、フィットを競合と考えた時に、荷室を含めた室内空間の広さです。
決して、広いとはいえない車内。
2つ目にご紹介した評価でも、家族4人で使うには・・・
という内容が書かれていましたね。
結論からいうと、プリウスαのように、
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というか、フィットシャトルのように、
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アクアαがでれば、広さは解決できる。
コンパクトなのに、広いハイブリッド。
期待したいところです。
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