FIAT「124スパイダー」終売=ロードスター終売?電動化戦略の間で悲しきスポーツカー...
- 2020-09/24 (Thu)
- FIAT/Alfaromeo/Jeep
FCAは、フィアットやアバルトから発売していた、
「124スパイダー」の終売を決定。

もちろん、マツダ「ロードスター」のOEMモデルで、
フィアット版の生産も、マツダの広島の工場で担っていました。

Abarth「124スパイダー」日本発表:価格388万円〜はマツダ国内生産の恩恵?10/8発売開始!
つまり、マツダが、124スパイダーの生産を止めることにもなります。
メディアでは、なぜ「124スパイダー」が終売するのか?
という考察が出ており、ベストカーでは、
電動化戦略の間で、スポーツカーが割りを食ったという論調。
重要部分だけ抜粋すると、アバルト124スパイダーが生産終了! なぜマツダと異例のコラボは実現したのか(ベストカーWeb)#Yahooニュースhttps://t.co/LrtxKNpC1y
— Ethical & Lifehack (@LifehackEthical) September 23, 2020
電動化戦略とともに、
PSAグループとの合併がキーになっています。
124スパイダーが示すスポーツカー存続の難しさ
生産の終了は、国内においても残念との声が日本のインポーターにもある。いっぽうで、FCAはフランスのPSA(プジョー・シトロエンを主体とするグループ)と経営統合を行い、今年、ステランティスという社名に替わる。
欧州自動車メーカーは、2015年のフォルクスワーゲンによるディーゼル排ガス不正問題の余波を受け、FCAも米国に5億1500万ドル(約540億円)を支払うことで和解するなどの影響を受けた。同時にまた、欧州では二酸化炭素(CO2)排出量規制が来年から強化され、電動化が急がれる。
そうしたなかでPSAFCAはフィアット500のEVを2020年公開し、ジープではプラグインハイブリッド車(PHEV)で対応するとはいえ、やや遅れをとったといえなくもない。
あるカーデザイナーによれば、数年前までトリノ市内には充電器がほとんどないという話もあった。FCAPSAとの経営統合による電動化対応の合理化と迅速化が不可欠となっているのではないか。
欧州を主力市場とする自動車メーカーは、もはや悠長な経営をしていられない状況下にある。電動化の流れに組み込みにくい車種の廃止を余儀なくされているかもしれない。
こうして再び、2人乗りの小型オープンスポーツカーは、ロードスターが牙城を死守する状況になる。
スポーツカーの世界では、ポルシェが電気自動車(EV)のタイカンの販売をはじめるとともに、買ってもらうブランドから選んでもらうブランドへの転換をはかろうとしている。超高性能で高価格帯のポルシェは、そういう次世代への転換の戦略を選んだ。
いっぽう、俊敏な走りが持ち味のオープン2座席ライトウェイトスポーツカーの存続は、マツダでいえば、他の車種での的確な電動化策をとれるか否かにかかっているだろう。
確かに、日本メーカーでも電動化戦略に遅れをとっているスズキは、
欧州市場において、トヨタのPHVを導入することを決定しています。

また、「Honda e」も、
欧州市場への総燃費規制への対応だという見方も出ています。

スポーツカーは、他の車種と共通のプラットフォームは難しいですから、
電動化戦略も、スポーツカー専用のものが必要に?
確かに、スポーツカーのEVは、まだまだ少ないですよね…
マツダも電動化戦略では遅れをとっていましたが、
MX-30の登場が、今後どのような展開を図れるかは重要ですね。

実際に、FCAとPSAの合併は、
FCAにとって、PSAの電動化戦略は魅力的で、
PSAにとって、北米市場でのFCAの基盤は魅力的。
この見方は確かに。納得性の高いものですね。新社名は「ステランティス」 FCAとグループPSAの今後のクルマづくりを考える https://t.co/3D4XlSniJE
— Ethical & Lifehack (@LifehackEthical) September 23, 2020
マツダは、燃費規制の問題で、
ロータリースポーツの開発が滞っていますから、

ロードスターこそは、違う流れに…
マツダならではのSKYACTIV戦略の力の見せ所でしょうかね
もしくは、トヨタさんの資本が重要?

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