BMWディーゼルは、日本のポスト新長期規制をクリア!
- 2012-03/11 (Sun)
- BMW/MINI
クリーンディーゼル元年の気配がありますが、
クリーンディーゼルでは一歩先行く欧州メーカーも日本市場に
クリーンディーゼルモデルを積極展開するようです。
先日、こちらでもご紹介しましたが、
参照)BMWも日本でディーゼルエンジン戦略を展開!
BMWがその先陣を切り、クリーンディーゼルモデルの投入が発表されています。
注目のその中身とは・・・
まず、ディーゼルエンジン車の排ガス規制について、少しおさらいします。
当然ながら、日本市場に導入されるモデルは、
非常に性能が高く、世界で最も厳しいレベルのポスト新長期規制をクリアするもの。
欧州でいう「ユーロ6」とほぼ同等の規制レベルです。

もちろん、マツダのCX-5ディーゼルは、ポスト新長期規制をクリアしているので、
BMWの環境性能は、CX-5のSKYACTIV-Dに勝るとも劣らないものですね。
と、ちょっと前置きが長くなりましたが、BMWディーゼルの中身をご覧下さい。
「X5 xDrive35dブルーパフォーマンス」 ■ BMW、「X5」のクリーンディーゼル車を2012年春に日本導入BMWジャパンは2011年11月21日、ポスト新長期規制をパスするクリーンディーゼル車「X5 xDrive35dブルーパフォーマンス」を、2012年春に日本に導入すると発表した。
■「ブルーパフォーマンス」モデル第1弾
BMWジャパンは、排出ガスのクリーン化を実現したディーゼル車を、順次日本に導入すると発表した。その第1弾となるのは、3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載するSUVモデル「X5 xDrive35dブルーパフォーマンス」だ。
同エンジンは、ピエゾインジェクター搭載の新世代コモンレール ダイレクト インジェクションシステムや可変ジオメトリーターボチャージャーにより燃焼効率を向上させるとともに、SCR(選択触媒還元)システムとDPF(粒子状物質除去フィルター)により、排出ガスをクリーン化。最高出力245ps、最大トルク55.1kgmというV8ガソリン車並みのアウトプットを実現するとともに、燃費は11.0km/リッター(JC08モード)と、3リッター直6ガソリンエンジン搭載の「X5 xDrive35i」を約30%上回る数値を達成した。
排出ガス性能は、世界で最も厳しいとされる日本のポスト新長期規制やヨーロッパのEuro6をパスする数値を実現。これにより、日本ではいわゆる「クリーンディーゼル車」として、エコカー減税の対象(取得税、重量税の100%減免)となる。また、経済産業省による「クリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金」の基準も満たす見込みという。
BMWジャパンは、クリーンディーゼル車を「ブルーパフォーマンス」モデルと名付け、順次日本に導入するという。なおX5 xDrive35dブルーパフォーマンスは、2011年の東京モーターショーに出展される。
(webCG 曽宮)
BMWのディーゼル再開第一弾は、X5。BMWのディーゼル再開第1弾、X5 を日本発売
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、世界で最も厳しい排ガス基準である日本のポスト新長期規制に適合するクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した『X5 xDrive35dブルーパフォーマンス』の注文受付を1月18日から開始すると発表した。納車は2012年2月末からの予定。
BMWグループは、日本市場での環境戦略としてハイブリッド・システムを搭載するBMWアクティブハイブリッドモデルとともに、ポスト新長期規制をクリアするクリーン・ディーゼル・エンジンを搭載したBMWブルーパフォーマンスモデルの順次投入を予告しているが、X5がこの第一弾となる。
新型車に搭載される3リットル直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンは、最高出力が245ps。最大トルクはV8ガソリンエンジンに匹敵する55.1kgmを発揮する。燃料消費率(JC08モード)は、11.0km/リットルを達成し、同じ3リットルの直6ガソリンエンジンを搭載した『X5 xDrive35i』と比較して約30%も向上している。
ピエゾ・インジェクターを用いた新世代コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムは、最大1800バールまで高めた高圧の燃料をシリンダー内に噴射させることで燃焼効率を向上した。また、可変ジオメトリー・ターボチャージャーは、電子制御式のガイドベーンの角度をエンジン回転数に応じて可変制御することにより、排気の流れを最適化し、アクセル操作時のレスポンスの良さと低回転時の高いトルク特性を実現、燃料消費量も抑制する。
さらに高効率な8速オートマチック・トランスミッション、マイクロ・ハイブリッド・テクノロジー(ブレーキ・エネルギー回生システム)などのテクノロジーと組み合わせることで、運動性能と環境性能を高次元で両立した。
X5 xDrive35dブルーパフォーマンスは、クリーン・ディーゼル自動車としてエコカー減税対象モデルの認定を受け、自動車取得税と重量税が100%免税となるほか、2011年度第4次補正予算案に盛り込まれたエコカー補助金(環境対応車普及促進対策費)の対象になる見込み。
価格は839万円。
そのエンジンは、
・3L直列6気筒ツインターボエンジン
・最高出力245ps/最大トルク55.1kgm
・燃費(JC08)11.0km/L=ガソリンモデルの「X5 xDrive35i」よりも30%向上
日本メーカーの開発しているクリーンディーゼルは、
・マツダCX-5=2.2L 参照)マツダCX-5開発物語 広島発クリーンディーゼルへの挑戦!
・三菱=1.8L~ 参照)三菱「新型アウトランダー」は、RVRディーゼルのパワーアップ版?
・ホンダ=1.6L~ 参照)ホンダ「新型シビック」クリーンディーゼルは、CX-5以上の燃費?!
・トヨタ=1.4L~ 参照)トヨタ「アベンシス」ディーゼルは、CX-5と同レベル?
・スバル=2.0L 参照)スバル「レガシィ」もクリーンディーゼルが進化!
なので、クラス的には全く異なるものですね。
どこかでご紹介したいと思いますが、
日本メーカーで同クラスのクリーンディーゼルは、三菱パジェロの3.2Lがあります。
こちらは、既に発売済みでもちろんポスト新長期規制をクリアしています。
また、そのパワーも全く異なるレベル。
トルクの太いCX-5ですら2.2Lでは、
・最高出力175ps
・最大トルク42.8kgm
ですので、まあ全く違うタイプのクルマですね。
ちなみにCX-5の燃費は、
・JC08燃費で18.6km/L
ですので、X5の燃費11km/Lは相当優秀ですね。
まあ、839万円もするので、これくらいじゃないと困りますが・・・
次回は、もう少し詳しい情報もお伝えしたいと思います。
※BMWのクリーンディーゼル情報一覧は、こちらから
※クリーンディーゼルの人気記事⇒★★★クリーンディーゼル人気記事★★★
※【マツダCX-5】ディーゼル試乗レポートは、こちらから
※【新型アウトランダー】ディーゼルの情報一覧は、こちらから
BMW「Mパフォーマンスオートモビルズ」 高性能ディーゼル
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