マツダ「ロータリーエンジン」復活を公式発表 → 独自開発EVのエンジンとしてトヨタにも採用へ!
- 2018-10/04 (Thu)
- マツダ
マツダのロータリーエンジンのEV活用は、2013年に、
北米で試作車の走行テストを実施するなど、実はかなり前から話題になっていました。

マツダ「ロータリー復活」へ=デミオPHEVを北米で発見!あのロータリーEVが開発進行中か?
EVに関しては、トヨタが手動する共同開発グループの中で、
という方向性がメインだとは思いますが、

トヨタEV開発はマツダ主導...出資比率5%も開発リーダーはマツダ!軽もSUVもトラックも!
sponsored link
トヨタも、マツダのロータリーエンジンEVを活用しようとしている内容の
発表をしています。

ただ、あくまでも、メインのエンジンではなく、
ロータリーエンジン活用モデルもあるよ!というくらいのレベル感だと思うのですが、、、
ロータリーエンジンの本命は、あくまでも、
スポーツであってほしい。。。

マツダ「RX-VISION」市販化が決定的=経営陣が激白!スーパースポーツで1500万円程度?
一方で、今回改めて、マツダが電動化の技術戦略を発表したのですが、
トヨタとの協業の話題には触れておらず、
ロータリーエンジンのレンジエクステンダー開発が、メインに書かれています。
ということで、以下、マツダのリリースです。
sponsored linkマツダ、心と体を元気にするクルマづくりを目指した、 電動化とコネクティビティの技術戦略を公表
-人間中心の「走る歓び」を追求し続け、「地球」・「社会」・「人」に貢献-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は本日、マツダならではの「人間中心」の開発哲学にもとづき、日常の運転シーンにおいて、クルマと人の一体感が感じられ、ドライバーも同乗者も安心して乗っていられる「走る歓び」をさらに進化させるとともに、人間らしい心豊かな「生きる歓び」を実感できるカーライフの実現を目指した電動化とコネクティビティの技術戦略を公表しました。これは美しい地球と心豊かな人・社会の実現を使命と捉え、「地球」・「社会」・「人」それぞれの課題解決を目指した技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」に基づくものです。
クルマの持つ価値を、より一層魅力的なものにする電動化技術とコネクティビティ技術の概要は以下の通りです。
■ 電動化技術 将来においても大多数のクルマに搭載が予測される内燃機関を磨き上げながら、小型軽量な電動化技術を展開することで、CO2排出量削減と「走る歓び」の進化を追求し続けてまいります。 一方、クリーンな発電で電力をまかなえる地域や、大気汚染抑制のために自動車に関する規制のある地域に対しては、電気自動車も最適なソリューションとして導入してまいります。
- 「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)」視点で企業平均CO2排出量を2050年までに2010年比90%削減することを視野に、2030年時点で生産するすべての車両に電動化技術を搭載。
- 2030年時点におけるマツダの電動化技術搭載車両の構成比は、電動化技術を搭載した内燃機関車が95%、電気自動車は5%を想定。
- 独自開発の電気自動車は、電気駆動ならではの利点をいかし、人間の特性や感覚を第一に考えたマツダならではの「人間中心」のアプローチで開発。
- 電気自動車は、バッテリーのみで駆動するモデルと、これにマツダ独自の小型・軽量で静粛性に優れたロータリーエンジン(以下、RE)を組み合わせ、バッテリーが一定レベルに減ると発電し航続距離を延ばす新開発のロータリーエンジンレンジエクステンダーを搭載したモデルを開発。
- ロータリーエンジンレンジエクステンダーは、REのコンパクトかつ出力の高さを活用し、共通のパッケージングでも電動化技術のマルチソリューション化を可能とする将来構想をもとに開発。
- ロータリーエンジンレンジエクステンダーは、REと気体燃料との親和性をいかし、LPG(液化石油ガス)を利用した災害時における緊急給電も想定して開発。
■ コネクティビティ技術 「人間中心」の開発哲学にもとづき、クルマを通じた体験や感動の共有によって人・社会をつなげ、いつまでも人間らしい心豊かな「生きる歓び」が実感できるコネクティビティ技術を開発。「走る歓び」とともに、新たなクルマの価値として提案し、人と社会を元気にすることを目指します。
- コネクティビティ技術によって、人と人・社会をつなげることで、社会構造の変化にともなう、人と人とのつながりの希薄化などの社会的な課題解決へ貢献。
- モデルベース開発と連携し製品開発に反映することで、品質とお客さま満足度をさらに向上。
- トヨタ自動車株式会社とのアライアンスを最大限に活用して開発。
代表取締役社長兼CEOの丸本明は、「いま自動車産業は100年に一度の変革期を迎えているといわれていますが、マツダはこれを新しい『クルマ文化創造』のチャンスだと捉えています。『CASE*』などの新技術はクルマをより魅力的な存在にする可能性を秘めており、マツダならではの『人間中心』の開発哲学をもとに新技術を活用しながら『走る歓び』を『飽くなき挑戦』で追求し続け、お客さまと世界一強い絆で結ばれたブランドになることを目指してまいります」と述べました。
*コネクティビティ技術/自動運転技術/シェアード・サービス/電動化技術といった新技術の総称。
詳しくは、以下、マツダの公式ブログからも。
— Ethical & Lifehack (@LifehackEthical) 2018年10月3日おそらく、マツダだけでなく、
既報通り、トヨタも、マツダのこの技術を一部では活用していく。

ということになりそうな雰囲気で、
トヨタは、トヨタ主導のEV開発も進めるということになりそう。
sponsored link
自動車系メディアを中心に、
ロータリーエンジン復活!なんて記事も出ています。
— Ethical & Lifehack (@LifehackEthical) 2018年10月3日ちなみに、
昨年の記事では、マツダの幹部は、このロータリーEVに関して、
「ロータリーエンジン復活なんて言ったら、ファンに怒られる」と発言しています。

sponsored link
ただ、今回の発表では、社長さんが変わったこともあるのか、
マツダらしいEVづくりということで、力が入っているようです。
— Ethical & Lifehack (@LifehackEthical) 2018年10月3日また、マツダ車は、2030年までに全車電動化!という内容の記事も出ていますが、
内訳は、電気自動車が5%で、先日発表されたマイルドハイブリッドなどが95%というもの。
— Ethical & Lifehack (@LifehackEthical) 2018年10月3日どこまで本気で売ろうとするのか?は、ちょっと謎で、
あくまでも、独自性を打ち出すための、ロータリーエンジン活用ということかもしれませんね。
sponsored link
※マツダの最新記事一覧は、こちらから
※マツダの最新モデルデザインギャラリーは、こちらから

- 同じカテゴリの記事
-
- マツダ「ロータリーエンジンEV」がFIATやトヨタに?他社OEM供給車が30年ぶりゼロ... (2021/02/01)
- マツダ歴代No.1人気は「ランティス」?フォード傘下の「フェスティバ」? (2020/12/27)
- マツダ「ロータリー復活拡大×トヨタ協業」が22年までの最優先事項に...高級ブランド化に布石! (2020/11/30)
- 【悲報】マツダ「FRプラットフォーム」発表延期!次世代CX-5やMAZDA6は22年以降に... (2020/11/14)
- 【吉報】マツダ「MX-30」ロータリーエンジン搭載EVも開発中!日本はHVモデルから! (2020/08/28)
- マツダ「R360クーペ」がロータリーEVで復活?実は「STAY HOME」ペーパークラフト! (2020/07/31)
- 【歓喜】マツダ「AZ-1」復刻発売の可能性?100周年人気投票No.1で...軽スポーツ復権! (2020/07/16)
- 【驚愕】マツダ「新型MX-30」日本ではガソリン車からの年内発売へ!年度内にEVも! (2020/06/24)
- マツダ「新型MX-30」初のEVが生産開始!日本発売は年内で欧州価格は約400万円! (2020/05/23)
- マツダ創立100周年へ歴代68モデルを振り返るカウントダウン!特大セールもあり? (2020/01/01)
- マツダ「新型MX-30」は初の市販版EVでRX後継?RX-8ばりの観音開きドアを採用! (2019/10/29)
- 【流出】マツダ「新型MX-30」発表へデザイン初公開!初の量産EVはMXのSUVだった! (2019/10/23)
- マツダ「新型EV」はSUVだけどCX-30とは違う!一部インテリア画像も判明! (2019/10/20)
- マツダ「次世代RX」は電気自動車?初の量産型EVを10月発表へ=次世代商品群の第3弾! (2019/10/05)
- マツダ「CX-30」に『ロータリーエンジン×電気自動車』搭載へ!「e-TPV」試乗車も… (2019/09/19)
- posted: 00:30
- トラックバック(0)
- コメント(0)
- Page Top
Comment
Page Top