トヨタがUBERに5億ドル投資!自動運転技術は自前ではなくUBER含めた協業での開発へ?
- 2018-08/29 (Wed)
- トヨタ
早速ですが、トヨタのニュースリリースから。
トヨタ自動車からの正式発表として、UBERに5億ドルの投資。トヨタ自動車、Uber社に5億ドルを出資、自動運転車に関する技術での協業を拡大 https://t.co/DmbYwQ9VrV #自動運転 #ライドシェア #モビリティ pic.twitter.com/vFHWive1Ve
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2018年8月27日
=自動運転技術に関する協業拡大という路線のようです。
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詳しくは、リリース内にも書かれていますが、
sponsored linkトヨタ自動車とUber社、自動運転車に関する技術での協業を拡大-トヨタのガーディアンシステムを、Uber社の自動運転キットと融合させたライドシェア専用車両を、Uber社のライドシェアネットワークに導入-
-トヨタがUber社に5億ドルを出資-
トヨタ自動車(以下、トヨタ)とUber Technologies, Inc.(以下、Uber社)は、自動運転技術を活用したライドシェアサービスの開発促進および市場への投入を目指し、両社の協業を拡大することに同意しました。実現に向けて、両社の持つ技術を搭載したライドシェア専用車両を、Uber社のライドシェアネットワークに導入します。
加えて、トヨタはUber社に対し5億ドルを出資します。トヨタの副社長であり、“コネクティッドカンパニー”プレジデントの友山茂樹は、「世界最大のライドシェア企業の一つであるUber社との提携は、トヨタがモビリティカンパニーへと変革する上で、重要なマイルストーンになるでしょう。トヨタとUber社、両社の技術とプラットフォームを連携させたライドシェアサービスは、安全で安心な自動運転モビリティサービスの実現へ向けた一つの道筋になると考えています」と述べました。
Uber社とトヨタが自動運転技術の今後を見据える際に、規模の拡大という意味でも、今回の協業は非常に重要なものとなります。また両社は、協業を通じ導入する量産型の自動運転車両の運営や、第三者を含む運営会社についても検討していく予定です。
Uber社CEOのダラ・コスロシャヒは、「今回の協業は、Uber社にとって前例がないものであり、常に世界水準の技術を自社のネットワークに導入するという決意を示しています。我々の目標は、Uber社のネットワークに、世界で最も安全な自動運転車を投入することであり、今回のトヨタとの合意はその実現に向けた大きな一歩になります。我々の先進技術と、トヨタの安全へのコミットメントや世界的に有名な製造技術との組み合わせは、ごく自然な調和であり、両社が協力して生み出される成果が大変楽しみです」と語りました。
トヨタのミニバンであるシエナが、最初の自動運転モビリティサービス“Autono-MaaS*”専用車両となります。このAutono-MaaS車両は、コネクティッドカーの基本的な情報基盤として機能する“モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)”に常時接続するとともに、Uber社の自動運転キットとトヨタのガーディアン(高度安全運転支援)システムを搭載します。両社はこの車両を、2021年にUber社のライドシェアネットワークに導入する予定です。
Toyota Research Institute(TRI)のCEOで、トヨタのフェローであるギル・プラットは、「Uber社の自動運転キットとトヨタのガーディアンシステムの双方が、二重に周辺状況をリアルタイムで監視することで、車両の総合的な安全性を高めます。両社の自動運転技術の開発と導入を加速させる今回の協業に期待しています」と語りました。
なお、トヨタによるUber社への出資や協業案については、規制当局の承認の下で実施されます。
* “Autono-MaaS”とは、Autonomous Vehicle(自動運転車)とMaaS(Mobility-as-a-Serviceモビリティサービス)を融合させた、トヨタによる自動運転車を利用したモビリティサービスを示す造語
うーん、読んでもわからない部分はありますが、
どうも一般の車両への導入のために。というわけではなく、
Uberのライドシェアネットワークに対して、トヨタが関わっていくという内容のようです。
というのも、トヨタは、自動運転技術の開発を本格化させたものの、
自動運転技術を開発する新会社を3月に立ち上げたばかり。
以下のToyota Research Institute(TRI)という企業になります。
具体的な実証実験も、公道ではなく専用コースで実験するために、TRI-AD(@東京)に集結する1000の頭脳で #自動運転 の未来を切り拓きTRI!
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2018年3月2日
@toyotaresearch 詳しくはこちら https://t.co/AIgp9c0fHW
#トヨタ #toyotaresearch #Toyota pic.twitter.com/lazU1o0BQe
専用施設の建設も発表しています。これが5月ですから、
sponsored linkここは米国ミシガン州にあるテストコース。このコース内の土地(約24万㎡、東京ドーム約5個分)に、自動運転開発用のテスト施設を建設します。公道では危険が伴う運転シーンを「安全な環境」で再現しテストを行い、事故を起こさないクルマづくりを進めていきます。https://t.co/NwFPJsClsz
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2018年5月3日
#トヨタ pic.twitter.com/5yG3W68XVR
Uberへの投資は、将来的なトヨタ車への自動運転の搭載を目指す上で、
実際の公道でのテストを行うための協業という形が見えてきます。
実際、先程の新会社「TRI」では、
自動運転シミュレーターへの助成を発表するというニュースが出るなど、
今後、AI開発のアクセルを踏んでいきます。という段階。
トヨタは、1月にCESで発表した「e-Palette」でもUberと提携していますが、自動運転シミュレーターで、AIドライバーの運転練習を強化します!#TRI #Toyota #CARLA
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2018年6月22日
詳しくはこちら https://t.co/KXQhmYLIpL pic.twitter.com/ZbkmO1neLn
こちらも手探りで進んでいくイメージですから、
明確なのは、新しい技術に関しては、自前ではなく、ライドシェア?ホテル?リテールショップ?モビリティサービス専用EV「e-Palette Concept」はこれまでのクルマの概念を超えて、サービスを含めた新たな価値を提供します!詳しくはこちら: https://t.co/u8NN9JUAF8 #CES2018 #トヨタ pic.twitter.com/aGGPzXT0r6
— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) 2018年1月8日
その道のトップ企業との協業で、投資で、解決しようという戦略が見えますね。
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