日産がGT-R超えトルクのSUV×EV「IMx」市販化を決定!目指すはテスラ的なEV?
まずは、ジュネーブでのレスポンスの記事から
sponsored link 日産のEV展開は、リーフが登場以来、なかなか車種が増えずに、GT-R よりもトルクフル、日産のクロスオーバーEVコンセプト
日産自動車の欧州法人、欧州日産は、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2018で初公開した『IMx KURO』に、新開発のEVパワートレインを搭載すると発表した。
同車は、日産が東京モーターショー2017でワールドプレミアしたクロスオーバーEVのコンセプトカー、『IMx』の進化バージョン。「黒」をテーマに、ブラック仕上げのトリムとホイール、ダークグレーのボディカラーを採用。グリルもよりソリッドなデザインに変更した。
このIMx KUROのEVパワートレインは、高出力モーター2基を前後に搭載したツインモーター4WD。最大出力は435hp、最大トルクは71.4kgmを引き出す。日産によると、71.4kgmの最大トルクは、日産『GT-R』の65kgmを凌ぐという。
また、IMx KUROのバッテリーには、エネルギー密度をさらに高めた大容量バッテリーを採用。1回の充電での航続は、最大600km以上を確保している。
最大出力435hp、最大トルク71.4kgmの高出力を受け止めるために、EV専用プラットフォームを開発。ボディやシャシー、低重心パッケージを導入し、クロスオーバー車であることを感じさせないフットワークを追求した、としている。
そうこうしているうちに、昨年の新型リーフ発売と、
リーフ一本槍の戦略が変わらないまま。

今回発表された「IMx KURO」は、
IMx同様に、あくまでもコンセプトカーというデザインでしたが、

搭載パワートレインが発表されるという流れになりました。
sponsored link これ、実は結構大きな話で、
そのEVパワートレーンが、今までの日産のEV(リーフ)とは異なるもので、
パワーやスポーツを感じさせるもの。
IMx KUROのEVパワートレインは、
- 高出力モーター2基を前後に搭載したツインモーター4WD
- 最大出力は435hp、最大トルクは71.4kgmを引き出す
- 71.4kgmの最大トルクは、日産『GT-R』の65kgmを凌ぐ
大きくイメージを変えたい狙いがありそうです。
まあ、ちょっとレクサスNXのコンセプト時代みたいですけど、、、

また、インテリアは完全にコンセプト段階で、、、

ちょっと、これ市販化される見込みあるの?って感じなのですが、
sponsored link 以下、ジュネーブの後日談。
3月末に、日産がニュースリリースで、iMxの市販化を発表しています。
sponsored link この発表内容だと、正直、EV拡大戦略はちょっと後退?という感じで、日産自動車、2022年度までに年間100万台の電動駆動車を販売
中期計画「日産M.O.V.E to 2022」にて、EVリーダーシップ、自動運転技術の拡充、モビリティサービスの提供を目指す
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は23日、同社の中期計画「日産M.O.V.E to 2022」の一環として、電動駆動車の拡充、自動運転技術の拡充と進化、およびコネクティビティの加速に向けた計画を発表しました。また同計画において、日産は2022年度までに、100%電気自動車(EV)、e-POWER搭載車をあわせて年間100万台販売することを目指しています。
本6か年計画では、以下の目標達成を目指します。
- 新型「日産リーフ」の成功を基盤に、EVを新たに8車種開発
- 中国で各ブランドによるEVの積極投入
- 日本に軽自動車のEVを投入
- ニッサンIMxコンセプトカーから発想を得たグローバルなクロスオーバーEVを投入
- 2021年度以降投入するインフィニティの新型車を電動駆動化
- 自動運転技術の搭載車 20車種を20の市場に投入
- 本計画の最終年度までに、主要市場で発売するニッサン、インフィニティ、ダットサンブランドの全新型車を100%コネクテッドカーに
日産のチーフ・プランニング・オフィサーであるフィリップ クランは、「当社の商品および技術戦略は、当社が自動車産業における技術とビジネスの進化をリードすることを目的にしています。我々の取り組みは、電動化、自動運転、コネクティビティと新モビリティサービスという3つの中核的要素を網羅する『ニッサン インテリジェント モビリティ』をお客さまにご提供することに重点を置いています。」と述べました。
クランは、アライアンスでそれぞれ自動運転技術、コネクテッドカーの開発プロジェクトを統括する、浅見孝雄とオギ レドジク同席のもと開催したメディアラウンドテーブルで日産が中期計画において、2022年度末までに年間売上高を30%増の16兆5,000億円にする目標を改めて表明しました。日産はまた、8%の営業利益率と累計2兆5,000億円の自動車事業のフリーキャッシュフローを実現することを目指しています。クランは、同社の目標の実現をサポートする、ルノー・日産自動車・三菱自動車で共有するプラットフォームやパワートレインを活用していくと述べました。
純粋なEVに関する計画は、この「iMx」が中心になりそうで、
あくまでも「e-POWER」でのレンジエクステンダーEVの拡大がメインになりそう。
e-POWERでのスポーツモデルなんて話もあり、拡大幅は広そう。

それだけに、純粋EVの立ち位置は難しく、
IMxの市販モデルは、テスラとはいかないでしょうが、
販売量ではなく、フラッグシップとなるモデルを目指すのかもしれません。
ちょっとモデルXっぽくもあり、、、


さて、日産の純粋EV戦略がどうなるのか、新たな動きが見えそう?
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