マツダ✕トヨタがEV開発で協力!ディーゼルハイブリッドや次世代RX開発協力の可能性も?
- 2016-11/04 (Fri)
- マツダ
日経テクノロジーの記事から
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「電気自動車(EV)の技術開発および商品開発を進めていく。(エンジンを使って航続距離を延ばす)レンジエクステンダーも武器だ。開発と市場投入を考えている」。
2016年11月2日、マツダ代表取締役副社長執行役員の丸本明氏は、2016年度上期(2016年4~9月)の決算会見でこう語った。具体的な投入時期は明らかにしなかった。「いつ投入するかは、しかるべきタイミングで公表する」(丸本氏)。
開発するEVは普及が進んでいる米国に限定せずに、グローバルで投入することを視野に入れている。マツダはEVに加えてプラグインハイブリッド車(PHEV)の開発と商品化も進める。
とりわけ「大型車両にPHEVは適している。EVの場合、たくさん電池を搭載する必要があるからだ」(同氏)。マツダはEVを小型車の領域で商品化することを考えている。
EVやPHEVの商品化は「欧州の二酸化炭素(CO2)排出規制(の強化)などを考えると必要で、技術開発を着々と進めている」と同氏は語った。
マツダはEVやPHEVの開発で、トヨタ自動車とも協力する方針も明らかにした。両社はこれまで、幅広い領域で協業の可能性を検討してきた。
協業の検討は10テーマくらいで進めており、両社は交流を続けている。以前からのトヨタのハイブリッドシステムのマツダへの技術供与、マツダのメキシコ工場におけるトヨタ向け派生車の生産供給に加えて、「EV、(PHEVなどの)電動車両および、コネクティビティー(つながるクルマ)の世界における協調領域の技術に関して協議を深めており、順次公開していく」(丸本氏)方針だ。
欧米で環境規制が強化される中、欧州メーカーや米国メーカーはEVやPHEVの開発を積極化させている。既にドイツのVolkswagenグループやBMW社などがEVやPHEVを相次いで市場に投入している。日産自動車に加え、マツダやトヨタなどの日本勢もEVの開発に本気になろうとしている。
トヨタとマツダの提携は、昨年その進化が発表されましたが、

トヨタ✕マツダ提携本格化:マツダの【ディーゼル】など【SKYACTIV技術】がトヨタに供給へ?
国内での代表作は、アクセラへのトヨタ式ハイブリッドの供給。
ただし、こちらは、マツダのディーゼル偏重主義によって、もはや風前の灯。

マツダ『新型アクセラ』発表&予約開始!【グレード・価格・燃費・装備など】全てを公開!
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グローバルで見ると、やはり、マツダのメキシコ工場での、
北米向け小型車の生産でしょうか。
マツダ「デミオ」が、トヨタにOEM供給されています。

トヨタの新戦略は【マツダ頼み】?【デミオ】ベース新モデル発表→【CX-3】ベースのトヨタ車も?
上記の記事は、サイオンありし頃の記事ですね。
今回の発表では、EVやプラグインハイブリッドの開発・商品化とのことなんですが、
こちらは、マツダというよりも、トヨタが主導する形になるでしょうね。
トヨタのEVコンセプトといえば、こんなのもありましたね。

トヨタの新型EV「ME.WE」は【ぶっ飛びデザイン】で【超カッコイイ&先進的】?
トヨタとしてもハイブリッド技術の進化は、大きくは見込めないでしょうから、
そろそろ、電動化技術の中でもEVへの開発比重が上がるはずです。
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マツダ✕トヨタのハイブリッドなら、
ディーゼルハイブリッドへの期待もあるのですが...

マツダ「次世代戦略」発表:本命は「ディーゼル・ハイブリッド」?「新型CX-9」は年度内発売!
ちょっと難しいでしょうかね。いや、ディーゼルPHVの可能性だって。
期待したいですね。
プラグインハイブリッドについては、
年度内に「新型プリウスPHV」を発売予定のトヨタが主導でしょうか。

トヨタ「新型プリウスPHV」発表:【ソーラー発電&超大型ディスプレイ&新デザイン】!
逆に、丸本氏が語っている「レンジエクステンダー」については、
マツダの技術が展開される可能性もあります。
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以前ご紹介したのですが、マツダ「デミオ」のレンジエクステンダーコンセプトが発表されており、
昨年も北米で開発テスト中!というニュースをご紹介しました。

マツダ「ロータリー復活」へ=デミオPHEVを北米で発見!あのロータリーEVが開発進行中か?
基本的には、発表されたばかりの、日産「ノートe-POWER」と同じように、
ガソリンで発電はするのですが、走行は電気のみというものです。

日産「新型ノートe-POWER」パンフレット&実車を公開!HVはもう古い?1000km走るEV?
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マツダが開発しているのは、小型のロータリーエンジンを搭載するというもので、
新たなロータリーエンジンの使いみちとしても注目されています。
マツダ「デミオ・ロータリーPHEV 2013」試乗ムービー!しっかりロータリーサウンドが!

今回、協業は10テーマくらいあるとの発表があったのですが、
その中でも注目度が高いのは、「スポーツカー」での提携でしょうか。
「S-FR」市販モデルは、トヨタ自作ではなく、MAZDA製になるのでは?
という、ニュースもありましたし、

トヨタ「新型S-FR」=『スターレット×ヨタハチ』も市販化はない?マツダ「ロードスター」ベースに変更?
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次期86もスバルではなく、マツダ生産か?なんて話まで。

「RX-VISION」のトヨタ版なんてこともあるかもしれません。

【更新】マツダ「RX-9」は高級スポーツ化で1000万円?RX-VISIONは別物でトヨタ提供がカギ?
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