日産「新型ノートe-POWER」発表:新機軸ハイブリッドは燃費37.2km/Lで価格177万円〜!
- 2016-11/07 (Mon)
- 日産/ルノー
- コンパクト:ノート・マーチ…
まず、NISSANのニュースリリースから
「ノート」に新電動パワートレイン「e-POWER」を追加 あわせて一部仕様向上を実施
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は2日、「ノート」に新電動パワートレイン「e-POWER」を追加すると同時に、ノート全車についても一部仕様向上を実施し、同日より全国一斉に発売すると発表しました。
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ノート e-POWER MEDALIST プレミアムコロナオレンジ「ノート」は、優れた燃費と気持ちの良い走り、広く快適な室内空間などがお客さまから好評を得ています。
また、同車の「エマージェンシーブレーキ」搭載車は平成26年度自動車アセスメント(JNCAP)の予防安全性能評価において、平成26年度の最高ランクである「ASV+」を獲得し、その高い安全性能が実証されています。今回追加する新パワートレイン「e-POWER」は、従来の駆動方式とは一線を画す新しい電動パワートレインです。搭載しているガソリンエンジンにより発電し、その電力を利用してモーターの力で走行します。これにより、さまざまなシーンや走行環境において、100%モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速と、優れた静粛性を実現しました。
通常の発進や走行時には、エンジンが停止したまま高電圧バッテリーからの電力だけで静かに力強く発進するため、夜間や早朝の住宅街でもエンジン音を気にすることなく走行が可能*1です。バッテリーの残量や車速に応じてエンジンを始動、エンジン音が気にならない回転数に制御しながら充電を行ないます。
急加速や登坂時などには、バッテリーからの電力に加え、エンジンで発電した電力も直接駆動モーターに供給、力強い走りを実現します。さらに、減速時にはエンジンを停止し、回生発電した電力を高電圧バッテリーに充電、停車寸前まで回生が行なわれるため減速エネルギーを無駄にしません。外部電力からの充電は不要で、通常のガソリンエンジン車やハイブリッド車と同様、ガソリンの給油のみで走行することが可能です。「e-POWER」に搭載されるエンジンは発電専用であり、発電のために高効率な作動領域を保つように自動制御されているため、アクセル開度による影響を受けにくく、優れた燃費*2を実現しています。
また、新感覚の走行モード「e-POWER Drive」*3は、ワンペダル感覚*4の運転を楽しむことが可能です。アクセルペダルの踏み戻しだけで、加速から減速までを楽に行なえる「e-POWER」ならではの走行モードで、ブレーキペダルを踏む回数が減少します。加速度の違いにより、キビキビとした走りの「Sモード」と燃費にやさしい「ECOモード」を選ぶことが可能です。ノート全車については、エクステリア・インテリアに新デザインを採用したほか、スマート・ルームミラー*5(インテリジェントアラウンドビューモニター表示機能付)追加により安全装備を向上しました。さらに、助手席バニティミラーを新たに装備するなど、使い勝手を向上させました。
また、より幅広い層のお客さまにe-POWERの俊敏なレスポンスやスポーティな加速特性をご体感いただくために、「ノート e-POWER NISMO」の発表を今冬に予定しております。
<全国希望小売価格(消費税込み)> (単位:円) 駆動 エンジン グレード ミッション 価格 2WD HR12DE S エクストロニック
CVT1,393,200 X 1,495,800 MEDALIST X 1,627,560 HR12DDR X DIG-S 1,738,800 MEDALIST 1,985,040 4WD HR12DE X FOUR 1,711,800 スマートセーフティエディション 1,827,360 MEDALIST X FOUR 1,843,560 スマートセーフティエディション 1,929,960 2WD HR12DE-EM57 e-POWER S - 1,772,280 e-POWER X 1,959,120 e-POWER MEDALIST 2,244,240 ☆写真掲載車種 エクストロニックCVT: 無段変速機 sponsored link
<ノートの車両概要>
1. デザイン
新世代の日産デザインを導入した、前進感と躍動感みなぎるエクステリア
- 象徴的なVモーショングリルとシャープさを増した新デザインのヘッドランプと、ロー&ワイド感を強調するバンパーによるフロントスタイル(全車)
- 新デザインのバンパーに加えて、リヤコンビネーションランプのブーメランシグネチャーがワイド感とダイナミックさを力強く主張するリヤスタイル(全車)
- 新しい電動パワートレインを主張する、Vモーショングリルのブルーライン(e-POWER)
- 左右フロントドアとバックドアの3か所に装着されたe-POWER専用エンブレム(e-POWER)
- 5色の新色を加え、多彩な13色のボディカラーバリエーション(プレミアムコロナオレンジは、e-POWER専用色)
シートと内装の洗練されたカラーコーディネートと、高品質感に満ちたインテリア
- ステアリング下部をフラットにした、新デザインのD型3本スポークステアリング(全車)
- ドライブする期待感を高める、最先端のパワートレインを主張する専用メーターと装備類。(e-POWER)
- スポーティさと高品質感を演出した、ハイスタンダードなインテリア。(e-POWER X)
- 華やかさとプレミアム感を向上させた、大人の落ち着きを漂わせるインテリア(e-POWER MEDALIST)
- 明るい色調とフル合皮シートが、ワンランク上の高級感を主張するプレミアムホワイトインテリア(MEDALISTにメーカーオプション)
2. 走行性能
- 2.0Lターボエンジンに匹敵するビッグトルク*6を発揮。(e-POWER)
- モータードライブならではの静かな走行音に加え、エンジンの最適制御で2クラス上*7の快適性を実現(e-POWER)
- ボディの前方と後方に入念な遮音対策を実施し、エンジンノイズやロードノイズなどの車内への侵入を抑制(e-POWER)。さらに、e-POWER MEDALISTは、ボディ側面の遮音性をさらに向上。
3. 先進機能、安全機能
主な先進機能
- インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)*5
- スマート・ルームミラー(インテリジェントアラウンドビューモニター表示機能付)*5
主な安全機能
- インテリジェントエマージェンシーブレーキ
- LDW(車線逸脱警報)
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- LEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付、プロジェクタータイプ、LEDポジションランプ付)
*1:ヒーター使用時等にはエンジンが始動します。
*2:e-POWER Sは37.2km/L。e-POWER X、e-POWER MEDALISTは34.0km/L
*3:「e-POWER Drive」には「Sモード」、「ECOモード」があります。「e-POWER Drive」の他に、通常の加減速度の「ノーマルモード」もお選びいただけます。
*4:アクセルペダルのみで加減速の調整が行なえる運転感覚。
*5:e-POWER X、e-POWER MEDALIST、X、X DIG-S、MEDALIST X、MEDALISTにメーカーオプション
*6:最大トルク254N・m(25.9kgf・m)/0-3008rpm。自社の2.0Lターボエンジンとの比較。
*7:走行時の騒音基準が2クラス上、e-POWER MEDALISTのみ(2016年9月現在 日産調べ)。
エントリーグレードの「e-POWER S」は、燃費が37.2km/Lと最も良いのですが、
装備がほとんどついていない素のグレードで、営業車としてでも厳しいレベル。
実質的には、アクアやフィットHVと同様に、200万円弱〜の価格が実用グレードになり、
燃費も34km/Lになります。
※このあたりの価格&燃費マジックは、トヨタ&ホンダも同じようなものです。
オートックワンの渡辺陽一郎さんの記事によると、
ということで、グレード選びには、ご注意を。12月にも追加されるノートe-POWER NISMO
なお、ノートe-POWERは今後もいくつかのバリエーション追加を行う。
まずはスポーティモデルとなる<ノートe-POWER NISMO>だ。
マイナーチェンジ前のノートにも1.6リッターエンジンを搭載したNISMO Sを含めて設定があったが、独自の調査によれば、他モデルに遅れること約1か月後の2016年12月8日にノートe-POWER・NISMOが追加発表される模様だ(発売は12月11日)。
買ってはいけない! 今どきエアコンすらオプションというノートe-POWER Sグレード
また来年の2~3月になると、ベーシックグレードの<ノートe-POWER S>にマニュアルエアコンのオプション設定が用意される。
え、エアコンがオプション!? 驚くなかれ、現状のノートe-POWER Sは、ほかのグレードと違ってエアコンが付かず、マニュアルヒーターのみの採用となっているのだ。これには早くもユーザーの批判が集まっている。当たり前だろう。実際、今どきエアコンがオプション設定の乗用車など、そんな話はここ10数年聞いたことがない。
ノートe-POWER Sの価格は177万2280円。売れ筋の<ノートe-POWER X>は195万9120円とされ、価格差は18万6840円と確かに大きい。ただし、仮にオプション価格が約8万円としても、マニュアルエアコンを装着すれば価格差は約10万円に縮まる。ほかにもかなり簡素な装備設定となっているe-POWER Sにマニュアルエアコンがオプション設定されたとしても、選びにくいグレードであることに変わりはない。したがって買い得グレードはe-POWER Xだ。
以下、日産公式の発表会動画もご覧ください。
日産「新型ノートe-POWER」発表記者会見【公式動画】

発表から少し立ったことで、
実車の情報も少しづつ出てきていますので、まとめて。
日産「新型ノートe-POWER」公式デザイン画像集!

日産「新型ノートe-POWER」公式ボディカラー集!

日産「新型ノートe-POWER」試乗インプレッション【wonderdriving篇】

日産「新型ノートe-POWER」試乗インプレッション【room My hobby篇】

「e-POWER」の仕組みを解説した動画がありますから、こちらもご確認ください。
日産「e-POWER」を動画解説;ノート搭載渾身の新型ハイブリッドシステム!

最後に、12月8日に追加発表予定の、「ノートe-POWER NISMO」のデザインも。
日産「新型ノートe-POWER NISMO」12月8日発表予定;実車デザイン画像集!

ちなみに、NISMOとは別に、冒頭の赤い車体の「モードプレミア」というグレードもあります。
http://autoc-one.jp/nissan/note/report-2976612/
http://www2.nissan.co.jp/NOTE/grade_outline.html
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