【衝撃】スズキの燃費は本当はもっと良かった!国交省の正規測定で燃費向上&処分なし!
- 2016-09/01 (Thu)
- スズキ
まずは、スズキの地元、静岡新聞の記事から
sponsored link<国交省燃費測定>スズキ、全車種公表値上回る
スズキが国の規定と異なる方法で自動車の燃費データを測定していた問題で、国が独自に不正の対象となった26車種を調べた結果、全車種がカタログに記載されている燃費性能を上回ったことが30日、分かった。国土交通省が同日公表した。排出ガス値は全車種でカタログ値を下回り、保安基準に適合していることも確認した。
国交省はスズキの26車種28台を実際に路上で走行させるなどして確認試験を行った。この結果、いずれもカタログよりも0・6%~6・3%高い燃費値を記録した。
スズキは5月下旬、規定通りに再測定した不正対象の全車種がカタログ値以上の燃費性能だったと同省に報告し「燃費を不正に操作する意図はなかった」と説明していた。同省は独自試験の結果を公表した上で、この報告について「問題はなかった」との認識を示した。
スズキは2010年から、タイヤやブレーキなど装置ごとに測定した不正な燃費データを、完成車の屋外試験による規定通りのデータとして国に申請していた。現行の法令に行政処分や罰則の規定はないが、同省は今後3年間、スズキが新車を発売する際の審査を厳格化することを決めている。
スズキは「国土交通省の規定と異なる不正な取り扱いを行っていたことを重く受け止め、あらためておわびを申し上げるとともに、今後とも再発防止対策に全力で取り組んでいく」としている。
ということで、しっかり燃費を図ったら、
スズキがカタログ値として公表したデータよりも、燃費が良くなった!という結果に。
なんというか、スズキらしいエピソードで、
決して、燃費を良く偽装するためではなかった。というスズキの説明も正しかった事が裏付けられましたね。
以下、中日新聞が掲載しているカタログ燃費と今回測定燃費の差ですが、
すべての車種で、カタログ燃費よりもいい燃費に。なんだかすごい話です。

アルトエコなんて、アクア超えの燃費になりました。
全車種の燃費値については、以下の国交省発表資料でご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/common/001143214.pdf
一方で、三菱に関しては、予想通りというか、
ほとんどの車種で、国交省の燃費測定値は、三菱の公表値よりも悪化したという結果に。
sponsored link
以下、毎日新聞の記事では、
そもそも自社で測りなおした燃費でも不正があったなんて話もありますから、8車種燃費、国交省に促され訂正 信用失墜さらに
国土交通省からの指摘を受けて30日、軽自動車より大きな普通車でもカタログ燃費の訂正に追い込まれた三菱自動車。問題をできるだけ小さく見せようという企業姿勢が改めて露呈した形で、業績やブランドイメージへの打撃は避けられない。
「国交省から社内試験の(燃費性能の基礎データとなる)走行抵抗の算出方法が不正であるとの指摘を受けた。真摯(しんし)に受け止め、新燃費値を申請することにした」。益子修会長兼社長は東京都内で開いた記者会見で、神妙な面持ちで述べた。
三菱自が同日燃費値を訂正したのは「パジェロ」など8車種。一連の燃費不正問題の発端となった軽自動車2車種(日産自動車への供給分を除く)は既に訂正済みのため、自社で生産・販売中の11車種のうち正しい燃費だったのはガソリン仕様のアウトランダー1車種のみとなった。
軽の燃費不正が発覚した4月以降、新たな不正を五月雨的に露見させてきた三菱自は6月、過去10年間に販売した全車種の燃費データに不正があったと認める一方、軽以外に意図的な改ざんがあったのはパジェロなど5車種の一部モデルのみだったと主張。この時点でカタログ燃費に届かない車種が軽以外に複数あることを把握していたが、乖離(かいり)率が3%以内だったことを根拠に「個体差による誤差の範囲内」とし、追加の燃費訂正は不要との立場をとっていた。
しかし国交省は全ての現行車種の燃費を自ら調べ直すことで、燃費の乖離は更に大きいことを証明。3%以内の乖離だった車についても訂正するよう求め、三菱自も監督官庁の見解に従わざるを得なくなった。
三菱自は訂正した8車種のうち、実質的に燃費値が変わらなかった「ミニキャブ・ミーブ バン」を除く7車種計7万6474台の所有者に、余計に支払ったガソリン代などに相当する3万〜10万円の補償金を支払う方針。一方、10月ごろの正式契約を目指す日産自動車との資本・業務提携については益子氏は「(今回の不正が)障害になることはない」と強調し、日産傘下での立て直しを急ぐ考えを改めて強調した。
三菱さん、本当にもうダメですね…
sponsored link
以下、主な燃費不正車種になりますが、ほとんどの車種で燃費不達。

他の車種については、以下国交省発表資料をご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/common/001143214.pdf
話は戻ってスズキですが、
今回の発表を受けて、株価が上がったり、「さすがスズキ」という声も上がっているようです。
まあ、もともとスズキ社内で実施した正規測定でも、
カタログ値よりも燃費が良くなると発表していたわけですから、
スズキの言うとおりになったということですかね。
sponsored link
ちなみに、なぜ燃費がよくなるかというと、
不正と言われた測定方法では、通常の3倍の重量の荷物を積んでいたからだとか。

そんななか、小数点以下での燃費トップ争いをしていたかと思うと、、、
本当だとしたら、さすが修会長としか言えないですね...
※スズキの最新記事一覧は、こちらから
※スズキの最新モデルギャラリーは、以下から!

- 同じカテゴリの記事
-
- スズキ「ジムニー トラック仕様」が公式発表!日本でもジムニー「軽トラ」を市販化? (2022/05/03)
- スズキ「ジムニーLCV」発売開始!商用2シーターは公式キャンパー?価格258万円〜! (2022/03/20)
- 【歓喜】スズキ「ジムニー 5ドア」発表へ!ついに発見ロングボディ開発テスト車! (2021/04/27)
- スズキ「次期ジムニー」はハイブリッド専用 / トヨタPHV調達 / 商用車?燃費規制で… (2021/03/16)
- 【速報】スズキ、鈴木修会長が退任へ…豊田章男社長との対談動画を公開! (2021/02/25)
- スズキ「軽じゃないジムニー」が売上3倍=英国終売で納期短縮?シエラこそ本質! (2021/01/10)
- スズキ「ジムニー」に新モデル登場?今度はゴツゴツ×ラグジュアリーに! (2020/11/25)
- スズキ「ジムニー」西海岸スタイルが発売開始!本家ブロンコ復活に次いで... (2020/09/27)
- スズキ「新型スウェイス」ハイブリッド専用モデルで発売開始!中身はトヨタカローラ! (2020/09/20)
- スズキ「新型アクロスPHV」発表へ=トヨタ「RAV4 PHV」兄弟モデルで燃費対策! (2020/08/30)
- スズキ「ジムニーEV / ハスラーEV」発売へ?初の量産EV「FUTURO-e」をインドで発表! (2020/08/07)
- スズキ「新型アクロス」=トヨタRAV4ベースのPHVモデルを正式発表!日本発売は? (2020/07/07)
- スズキ「ハスラー」にミリタリー&サーフ仕様が発表へ!ライバルのタフトも変身? (2020/06/17)
- 【驚愕】スズキ「ジムニー」がイタリア警察に採用!伊ポリスカラーがカッコイイ! (2020/04/17)
- スズキ「ジムニーパトカー」イタリア警察採用モデルを動画でもご紹介! (2020/02/19)
- posted: 00:30
- トラックバック(0)
- コメント(0)
- Page Top
Comment
Page Top