ホンダ「新型アコードHV」発表;シビック的デザイン採用&信号先読みなど安全技術が向上!
- 2016-05/27 (Fri)
- ホンダ
- セダン:グレイス・アコード…
ホンダのニュースリリースから
sponsored link新型セダン「ACCORD(アコード)」を発売
Hondaは、革新的なハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD」※1がもたらす力強い加速感や、優れた燃費性能で好評の「ACCORD(アコード)」の内外装を刷新するとともに、モーターの進化などの大幅な改良を加え、本日発売します。
新型アコードは、スイッチ式のエレクトリックギアセレクターや、インラインタイプのフルLEDヘッドライトの採用など内外装の刷新を図るとともに、モーターやバッテリーなどを新設計することによってSPORT HYBRID i-MMDを小型・軽量化し、高出力・高トルク化を図ることで、力強い走りと静粛性をさらに高い次元で両立させました。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備し、高い安心感を提供します。
加えて、高度化光ビーコン※2を使用した信号情報活用運転支援システムに世界で初めて対応※3。交通信号のさまざまな情報を通信により取得して、メーター内に表示することで、より安全で円滑な走行をサポートします。また、Honda独自の通行情報を活用し、サーバーからの最新情報で道案内を行う100%サーバールート配信による、高精度な渋滞予測を実現する「Hondaインターナビ」を標準装備、さらに、iPhone※4のさまざまなアプリを車内で便利に使えるApple CarPlay※4に新たに対応しました。
さらに、車線変更や合流時などに助手席側後方の確認を補助する「LaneWatchTM(レーンウォッチ)」や、狭い場所での駐車などを助ける「パーキングセンサーシステム」を装備し、お客様の安全な運転をサポート※5します。sponsored link
- ※1i-MMDはIntelligent Multi‐Mode Drive(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)の略
- ※2近赤外線技術を応用した、走行車両の車載装置との双方向通信機能と車両感知機能を併せ持つ装置
- ※3Honda調べ(2016年5月現在)
- ※4iPhoneおよびApple CarPlayは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- ※5各機能の能力(認識能力・制御能力)には限界があります。使用環境によっては、作動しない場合や十分に性能を発揮できない場合があります。
<主な変更点>
○外装デザイン
- ・フロントデザインの刷新
インラインタイプ フルLEDヘッドライト/LEDフォグライト
導光タイプ LEDポジションランプ- ・リアデザインの刷新
LEDストップランプ/LEDテールランプ- ・サイドシルガーニッシュ/トランクスポイラー(HYBRID EXのみ)
- ・高熱線吸収/UVカット機能付ソフトプライバシーガラス(リアドア/リアクォーター/リア)
- ・18インチアルミホイール(HYBRID EXのみ)
○内装デザイン
- ・木目調パネルの色柄変更(インストルメントパネル、ドアライニング)
- ・ミラーブラックパネル(ステアリングガーニッシュ、エアコンパネル)
- ・グロスワンブラックパネル(センターコンソール、パワーウインドウスイッチパネル、リアアームレストリッドなど)
- ・専用スポーツコンビシート(HYBRID EXのみ)
○SPORT HYBRID i-MMDの進化
- ・リチウムイオンバッテリーの設計を一新し、小型・軽量化を実現
- ・モーターの設計や製法を一新し、小型化、高出力/高トルク化を実現
- ・DOHC i-VTECエンジンに、寒冷時の燃費性能向上に寄与する排熱回収システムを新たに採用
○新規標準装備の充実
- ・エレクトリックギアセレクター
- ・SPORTモードスイッチ
- ・減速セレクター
- ・Apple CarPlay※4対応Hondaインターナビ 7インチワイドVGAディスプレイ
- ・エンジンスタートボタン付Hondaスマートキーシステム(HYBRID EXのみ)
○安全運転支援装備の標準適用
- ・Honda SENSING
- ・LaneWatchTM
- ・パーキングセンサーシステム
○信号情報活用運転支援システムへの対応
都道府県警察が整備している信号情報活用運転支援システムに対応。道路に設置された高度化光ビーコンから得られる複数の信号予定情報と、自車の位置・速度の情報に基づき、「信号通過支援」「赤信号減速支援」「発進遅れ防止支援」を表示することで、安全で円滑な走行をサポート
<HYBRID EX 専用メーカーオプション> (下記2点のセット装着)
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- ・レザーインテリア(本革シート)
- ・チルトアップ機構付フロント電動スモークドガラス・サンルーフ<UVカット機能付プライバシーガラス>
●販売計画台数(国内・月間) 250台 ●全国メーカー希望小売価格
<アコード> ◎印は写真掲載タイプ
タイプ 乗車定員(名) エンジン+モーター 駆動 消費税8%込み HYBRID LX 5 2.0L DOHC i-VTEC
+i-MMDFF 3,850,000円 HYBRID EX 4,100,000円 ◎
- ・価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない
- ・自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクル等に必要な費用、情報管理料金)および資金管理料金の合計金額
- ・ホワイトオーキッド・パール、プレミアムスパークルブラック・パール、ディープオーロラ・メタリック、プレミアムディープロッソ・パールは43,200円(消費税8%抜き 40,000円)高
<カラーバリエーション>
○外装(全5色)
- ・ホワイトオーキッド・パール
- ・プレミアムスパークルブラック・パール
- ・ディープオーロラ・メタリック
- ・プレミアムディープロッソ・パール
- ・ルナシルバー・メタリック
○内装(全1色)
- ・ブラック(バイオPET表皮シート:HYBRID LX)
- ・ブラック(スポーツコンビシート:HYBRID EX)
- ・ブラック(本革シート:HYBRID EXにメーカーオプション)
基本はデザインを中心とするマイナーチェンジなのですが、
目新しいところでは、「信号先読み機能」ですかね。
ホンダ「新型アコード・ハイブリッド」のデザインギャラリーは以下。
ホンダ「新型アコード・ハイブリッド 2017」発表;デザイン画像集

また、日本では未発売のアコード・クーペの動画も。
ホンダ「新型アコードクーペ 2016」発表;実車デザイン映像@オタワ

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デザイン的には、日本への導入が決定している、
新型新ビックシリーズとかなり似ている印象。

ホンダ「新型シビック」日本発売を社長が明言:「シビック・セダン」に「シビック・ディーゼル」も期待?
ちなみに、先代のアコード・ハイブリッドのデザインはこんな感じです。

ホンダ「アコードHV」は【6/21】発売!カタログ公開=燃費【30km/L】・価格【365万円-】
新型と比較すると、グリルバンパーからフォグランプにかけての形状が大きく変わっており、
新型シビックと統一したデザインを意識しているのかもしれません。
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新型シビックは、北米カーオブザイヤーを獲得するなど、

ホンダ「新型シビック・セダン」が北米カーオブザイヤー獲得!「新型シビック・クーペ」と日本発売?
デザインだけでなく、中身の評価も高い車種ですから、この流れをアコードまで波及させたいはず。
今回のデザイン変更も新デザインに関するホンダの自信の現れでしょう。
ただし、ひとつ残念なのは、今回の新型発表に際して、先代モデルに設定されていた
「プラグインハイブリッド」がなくなっているということ。

今後、新たなPHV車種の導入は予定しているようですが、
アコードPHVに関してはリース専用と立ち位置もあり、全く台数は出ていないようで、
今後の戦略の見直しが必須でしょうね。
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トヨタは、今年「新型プリウス」に続いて、「新型プリウスPHV」の発表を控えているのですが、

トヨタ「新型プリウスPHV」10/26発表へ!デザインは上々でHV燃費37km/Lと大幅アップで...
こちらは、現行モデルに失敗を受けて、ハイブリッドモデルと同じデザインだったPHVモデルを、
新型では大きく方向性の異なる独自のデザインを採用します。
この流れを見る限り、ホンダもPHV派生モデルというよりも、
PHVの独自モデルを構築していく流れが正しいでしょうかね。
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一方で、アコードベースの新たな動きでは、
アコードに搭載されている、圧倒的な燃費性能を誇る「i-MMD」ハイブリッドは、
オデッセイへの搭載が開始されましたし、

ホンダ「新型オデッセイHV」受注好調=【ハイブリッド比率7割】&【ホンダセンシングは97%】搭載!
中国で発表されたばかりの「アヴァンシア」は、アコードベースのプレミアムSUVです。

ホンダ「新型アヴァンシア」発表:アコードベースの最高級SUVはターボ&ハイブリッド展開か?
全世界でのSUVトレンドを考えると、国内でもアコードの技術をもっと使えるといいのですが…
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- posted: 00:45
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Comment
凄くカッコイイですし、性能もピカイチで先進性もあり、安全性の王の最新型です。
非常に好感が持てますが、セダンを買う層は結構「ブランドイメージ」を意識します。
このEクラスや5シリーズ並みの大きさの、400万する車で「アコード」の名前では日本市場では名前だけで選択肢に入らないお客さんが多いでしょう。
「アコード」という名前は、日本ではもっと小さい車体の200~250万前後のちょっろスポーティーなファミリーセダンというイメージですからね。
どちらかというと、日本市場では「インスパイア」や「セイバー」の名前またはそのような「高級車をイメージさせる新名称」の方が良かったと思います。
これは、近年に日本で発売が予定されている「新型北米シビック」でも同じです。
あの車は日本人のイメージするところのいわゆるシビックではありません。
日本のシビックのイメージは、安いちょっとスポーティーなハッチバック(少しセダンもありだけども、イメージとしてはフェリオの方がしっくりくる感じ)。
だから今度日本で発売する北米シビックは、決して「シビック」としては出さない方がいいです。
3ナンバーのスタイリッシュで300万前後するスポーティーなセダンに見合った名前を付けないと、「高価格なのに安い車の名前がついてて割高に感じる買いにくい車」になってしまいますので、ホンダには注意してもらいたいです。
2016-05/28 10:54 (Sat)
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