【悲報】マツダ「新型CX-4」国内生産&発売は当分なし!あくまで中国SUV人気の対応で...
- 2016-03/22 (Tue)
- マツダ
日経新聞の記事から抜粋です。
sponsored link
マツダは2016年夏をめどに中国で新型の多目的スポーツ車(SUV)の生産・販売を開始する。世界で人気が高まっている街乗りにもオフロードにも対応する「クロスオーバー」と呼ばれるタイプになる。マツダの世界販売はここ5年で2割伸び年約150万台に達したが、中国は伸び悩んでおり、初めて中国から新型車を投入する。将来は他の国での生産・販売も検討する。
15年の独フランクフルト国際自動車ショーで公開したコンセプト車「越 KOERU」の市販モデルとなる。販売中の中型SUV「CX―5」と全幅は同等で、全長が長く全高は低い。エンジンや変速機に独自の環境技術「スカイアクティブ」を搭載し低燃費と走行性を両立。月2千~3千台程度の販売を見込む。
ということで、周知の事実ではありますが、KOERUの市販モデルが中国での生産を開始。
既に、CX-4というエンブレム付きの画像もご紹介しているように、
マツダ「新型CX-4」=KOERU市販モデル;流出画像で全デザインが丸見え!

KOERU=CX-4となります。
記事中には、将来的な他国での生産・販売も検討とあるのですが、
やはり、中国市場への戦略車種としての位置づけが強く、

マツダ「新型CX-4」のデザイン&サイズ判明で『アテンザSUVクーペ』?今夏に中国から発売開始!
日本での販売はちょっと難しそうなイメージ
sponsored link
日経新聞の記事のつづき
生産委託先の一汽乗用車の工場(長春市)で試験生産を始めており、今夏をめどに同国内で発売する。マツダはSUVを中心に販売が好調で日本国内に2カ所ある工場はフル稼働が続く。輸出向け車両の生産を新たに始めるのは難しいため、当面は中国のみで生産・販売する。
ただ、大型の車が好まれる米国やオーストラリアなどでも潜在的なニーズは大きいと見ている。将来は日本を含め、中国以外での生産・販売も検討する。
SUVの需要は世界的に高まっている。米調査会社IHSオートモーティブによると、世界のSUV販売台数は15年に約2200万台とこの10年で3倍近くに膨らんだ。中国も同様だ。中国汽車工業協会によると09年に6%だった乗用車市場に占める割合は15年に約3割に拡大。15年の中国での販売台数は前年の1.5倍の627万2450台で、日本の新車販売台数(504万台)全体も上回った。
マツダは17年をめどに市場が国内に限られるミニバンの開発・生産から撤退する一方、世界的に需要が大きいSUVに注力する方針だ。既存のSUVでは都市部を中心に取り込めていない需要があるとみてクロスオーバーを投入し、市場の開拓を進める。
記事によると、優先順位は、中国が圧倒的で、
次に、大型車がメインで、マツダの主戦場となっている、北米やオーストラリア。
そして、最後に日本というイメージですかね。
マツダは、既に北京モーターショーでのCX-4の発表をアナウンスしており、

マツダ「新型CX-4」公式発表:先行デザインチラ見せも既に実車デザイン公開中...正式発表は4月!
完全に中国を真っ先に見た情報戦略をとっています。
sponsored link
上の記事の画像は、マツダが公式発表しているCX-4のチラ見せ画像なのですが、
WEB上では、既にお伝えしているCX-4の実車画像をベースに、
お馴染みのソウルレッドのCX-4の合成画像なんてのも出てきています。

まあ、こんな感じなんでしょう。
おそらく、日本での発売は、生産と販売が一致した地産地消での販売となるでしょうから、
現状、輸出モデルの生産も含めていっぱいいっぱいの日本での販売は相当先になりそう。
既にお伝えしているように、ミニバン市場からの撤退が決まり、
17年の開発・生産からの撤退が実現してから、新たなSUVモデルの生産も?というイメージでしょうか。
sponsored link
CX-9は国内生産しているけれども、北米やオーストラリアを優先して、
しばらくは、日本での発売はなしというパターンですから、

マツダ「新型CX-9」価格350万円〜で6月発売!お手頃価格も全長5m強で全幅2m弱と巨大...
CX-4もここ数年間での日本発売はなさそうですね・・・
マツダは、SKYACTIVモデルのラインアップ化が完了し、ちょうど次期戦略へと移ろうとする端境期。
次期モデルでは、主力モデルのFR化とか、

マツダが『FR転換で高級路線』シフト:主力車種など7割が2020年に『FR次世代プラットフォーム』へ?
sponsored link
ディーゼルハイブリッドの開発とか、

夢のHCCIエンジン開発とか、

マツダ『新エンジン開発』で【燃費50km/L】達成へ!【HCCIエンジン】✕【マイルドHV】で2020年目標に!
パワートレイン周り進化の噂が満載ですから、
そこまでは、今回のように派生モデルの車種展開で凌ぎきる戦略でしょうかね。
sponsored link
あっ、そうそう。CX-9では、あれだけ嫌っていたガソリンターボモデルを設定するんですよね。

もっと小型のエンジンでのターボモデルとなれば、搭載幅も増えてくるんですが、
こちらの展開も期待したいですね。
最後に、改めて、新型CX-4のデザインギャラリーも!クリックでギャラリーページへ!

マツダ「新型CX-4」=KOERU市販モデル;流出デザイン画像&スパイショット画像集
※マツダの最新記事一覧は、こちらから
- 同じカテゴリの記事
-
- マツダ「ロータリーエンジンEV」がFIATやトヨタに?他社OEM供給車が30年ぶりゼロ... (2021/02/01)
- マツダ歴代No.1人気は「ランティス」?フォード傘下の「フェスティバ」? (2020/12/27)
- マツダ「ロータリー復活拡大×トヨタ協業」が22年までの最優先事項に...高級ブランド化に布石! (2020/11/30)
- 【悲報】マツダ「FRプラットフォーム」発表延期!次世代CX-5やMAZDA6は22年以降に... (2020/11/14)
- 【吉報】マツダ「MX-30」ロータリーエンジン搭載EVも開発中!日本はHVモデルから! (2020/08/28)
- マツダ「R360クーペ」がロータリーEVで復活?実は「STAY HOME」ペーパークラフト! (2020/07/31)
- 【歓喜】マツダ「AZ-1」復刻発売の可能性?100周年人気投票No.1で...軽スポーツ復権! (2020/07/16)
- 【驚愕】マツダ「新型MX-30」日本ではガソリン車からの年内発売へ!年度内にEVも! (2020/06/24)
- マツダ「新型MX-30」初のEVが生産開始!日本発売は年内で欧州価格は約400万円! (2020/05/23)
- マツダ創立100周年へ歴代68モデルを振り返るカウントダウン!特大セールもあり? (2020/01/01)
- マツダ「新型MX-30」は初の市販版EVでRX後継?RX-8ばりの観音開きドアを採用! (2019/10/29)
- 【流出】マツダ「新型MX-30」発表へデザイン初公開!初の量産EVはMXのSUVだった! (2019/10/23)
- マツダ「新型EV」はSUVだけどCX-30とは違う!一部インテリア画像も判明! (2019/10/20)
- マツダ「次世代RX」は電気自動車?初の量産型EVを10月発表へ=次世代商品群の第3弾! (2019/10/05)
- マツダ「CX-30」に『ロータリーエンジン×電気自動車』搭載へ!「e-TPV」試乗車も… (2019/09/19)
- posted: 00:33
- トラックバック(0)
- コメント(0)
- Page Top
Comment
Page Top