トヨタが【ディーゼルモデル】を【日本投入】確定→「ランドクルーザープラド」に【15年夏】から!
- 2015-02/11 (Wed)
- トヨタ
- SUV:C-HR・ハリアー…
そう、なんと、トヨタが日本市場にもディーゼルモデルを投入するというニュースです。しかも今年の夏から!

日経新聞の15年2月7日の記事から
先日、スバルの「ボクサーディーゼル」も国内投入あるか?という記事をお伝えしたばかりですが、ディーゼル乗用車が復権 トヨタ、8年ぶりSUV
軽油で走行するディーゼルエンジンを搭載した乗用車の車種が2015年中に4割近く増えそうだ。トヨタ自動車は今夏にも大型多目的スポーツ車(SUV)で8年ぶりにディーゼル車を投入する。ボルボ・カーなど輸入車も力を入れる。燃料代の安さや走りの力強さが消費者の支持を集めており、数年前まで低迷していた市場は拡大基調だ。ハイブリッド車(HV)などと並び、エコカー選びの有力な選択肢になりそうだ。
トヨタは今夏にも改良して発売するSUV「ランドクルーザープラド」で、ディーゼル車を投入する。5月にもタイなどで発売する新興国戦略車「IMV」シリーズに搭載する新しいエンジンを使う。同エンジンは豊田自動織機から調達する。
・・・
マツダは小型SUV「CX―3」を2月下旬に発売する。日本ではディーゼルエンジンを搭載した車のみを販売し、価格は約240万円からとなる見通し。マツダのディーゼル車では小型車「デミオ」に次いで低い価格帯になる。ディーゼル車を取りそろえる主力SUV「CX―5」とセダン「アテンザ」は1月に商品改良した。ディーゼルエンジン特有の「ガタガタ」という音を抑制し静粛性が高いのが特徴。
ディーゼル車は一般的にアクセルを踏んだ時の加速感がガソリン車より力強く、マツダはこうした特徴をアピールして販売を強化する。
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ついに、トヨタもディーゼル市場に手を打ってきましたか。
いまのところ、日経にしか記事が出ていないようなので、どこまで確からしいかは不明ですが、
車種名もあがるなど、非常に具体的な内容になっていますね。
他社を見ても、ディーゼルモデルは大型SUVから。という手法は定番ですから、

BMWの「クリーンディーゼル」はマツダの遥か先を行く!圧倒的ラインアップの魅力!
トヨタも「ランドクルーザープラド」からの投入は、非常に納得度の高いニュースですね。
ちなみに、「ランドクルーザープラド」は、13年9月のマイナーチェンジでフェイスリフトしていますから、

トヨタ「新型ランドクルーザープラド」発表!【大型フロントグリル】&【先進技術】で変身!
15年夏のディーゼルモデル投入となれば、ちょうど2年ぶりのマイナーチェンジ。
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昨年の夏には「ランドクルーザー」ブランド全体で、「70シリーズ」の復活や、限定モデルの発売と、

トヨタ「ランドクルーザー70」が10年ぶり【復活発売】!約1年の【限定生産】で【350万円~】!
非常に賑やかな動きになってきていますから、トヨタのSUVを牽引するブランドにしていくのでしょうか。
確かに、レクサスにはないカテゴリーですから、トヨタのSUVを打ち出すにはうってつけの車種かもしれません。
さて、ディーゼルの話題に戻ると、
トヨタは、昨年11月にディーゼル開発部門の集約を図っており、今回の動きのもとになった可能性があります。
昨年の発表内容は以下Auto Proveの記事から
この記事では、自動車用のディーゼル積極開発という内容ではないのですが、トヨタ ディーゼルエンジンの開発・生産を豊田自動織機に集約
2014年11月28日、トヨタと豊田自動織機はこれまで共同で取り組んできたディーゼルエンジンの開発・生産機能を、今後は豊田自動織機へ集約することで合意したと発表した。
今回の合意により、両社にまたがるディーゼル開発関連の機能を集約し、リソースを最適に配分することで、競争力を強化していくことを狙い。ディーゼルエンジンの開発機能を、順次、豊田自動織機に集約するとともに、生産についても今後新規に立ち上がるディーゼルエンジンを豊田自動織機に集約していくという。これにより、豊田自動織機は事業の専門性を更に高め、より競争力のある自動車用ディーゼルエンジンの開発・生産に取り組むとともに、効率的な事業体制の構築を目指すという。
なお、現時点では豊田自動織機は、海外のカローラ用の2C型、RAV4用の2AD=FHV、SAD-FTV型、ランドクルーザー70型用の1HV型、1VD-FTV型、ハイラックス用の1KD-FTV型、2KD-FTV型、フォークリフト、船舶など産業用ディーゼルエンジンとして10種類を碧南工場で開発・生産している。
今後は自動車用ディーゼルエンジンの技術を自社製フォークリフト用エンジン、産業機械分野へ積極的に転用することで、事業規模の拡大や開発の効率化を図っていく。一方、トヨタは、ディーゼルとガソリンエンジン共通の先行先端の基盤技術の開発を強化し、次世代ユニットの開発、性能向上に集中するとしている。
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新興国をメインとしたグローバル戦略もでる「新型IMV」のディーゼルエンジンを使うということですから、
国内用に新たに開発・生産するわけではなく、非常に効率的な展開ですね。
トヨタは、欧州ではBMWとの協力体制のもと、ディーゼルエンジンの供与を受けており、

トヨタ、ディーゼルに続き【BMW】との【環境&スポーツカー】での協業発表!
既に、欧州ではデビュー済みです。

トヨタが【BMW】の【小型ディーゼル】を初搭載!国内への【ディーゼルモデル】投入もある?
プレミアムクラスには、BMW製のディーゼルエンジン、
新興国向けには、自社開発エンジンという考え方でしょうか。
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トヨタは、ハイブリッド一辺倒の環境戦略から舵を切り、
昨年のヴィッツやパッソから搭載された低燃費ガソリンエンジン、

レクサス「NX200t」から搭載されたダウンサイジングターボ。こちらは、クラウンなどへも展開予定です。

レクサス「NX」発売開始!【ターボ&ハイブリッド】新型コンパクトSUVは価格【428万円~】!
さらに、燃料電池車「MIRAI」発売と、全方位への環境戦略が明確になってきたように思います。

トヨタの燃料電池車「MIRAI(ミライ)」は補助金【202万円】で実質【520万円】で【11/18】発表!
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今回の記事でもあるように、ボルボなど欧州メーカーも続々とディーゼルを展開予定。

メルセデスベンツが【ディーゼルハイブリッド】を日本発売=15年は【ディーゼル】新型続々!
このディーゼルモデル注力の流れは、マツダとBMWが牽引したものですが、
各社の展開がマツダのディーゼルモデルのように、小型車まで展開されていくと、

マツダ「新型CX-3」:【公式カタログ】流出【価格】確定!ディーゼルのみ【237万円~302万円】!
一気に普及する可能性もありそう。
ただ、今回のトヨタの展開はかなり車種は限定されそうなので、
今後は、このBMW製ディーゼルエンジンも含めてディーゼルエンジン戦略全体に注目ですかね。
※トヨタの最新記事一覧は、こちらから
※各社ディーゼル搭載モデルの最新記事一覧は、こちらから
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