ランドローバー「新型ディスカバリー・スポーツ」発表!【コンパクトSUV】なのに【7シーター】!
- 2014-10/08 (Wed)
- その他メーカー
レスポンスから
ということで、「ディスカバリー」の新展開のスタートとなる「ディスカバリースポーツ」が登場。【パリモーターショー14】ランドローバー ディスカバリー スポーツ 発表…新規顧客開拓の切り札
10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14。英国の高級SUVメーカー、ランドローバーのブースの主役は、新型車の『ディスカバリー スポーツ』だった。
ディスカバリー スポーツは、次期『ディスカバリー』の派生車種のひとつ。次期ディスカバリーでは、複数の派生車種が用意されるが、最初に登場したのが、ディスカバリー スポーツ。『レンジローバー』ファミリーに、『レンジローバー スポーツ』が設定されているのと、同じ関係になる。
ディスカバリー スポーツは、小型プレミアムSUVの分野で、最も機能的なモデルを目指して開発。その一例が、コンパクトSUVでありながら、3列シート仕様が用意されること。ランドローバーが「5+2」と呼ぶ3列シートは、クラスをリードする多彩なアレンジを可能にした。
また、高級SUVらしいラグジュアリーなインテリアを追求。フルパノラマルーフなどが特徴になる。外観のデザインは、逞しさと前衛さを表現したもの。ランドローバーは、「このデザインが、次期ディスカバリーファミリーの基本」と説明する。
欧州仕様のエンジンは、ガソリンが2.0リットル直列4気筒ターボ。ディーゼルは2.2リットル直列4気筒ターボとなる。ランドローバー伝統の悪路走破性も、高いレベルで実現。
パリモーターショー14のプレスカンファレンスには、ランドローバーのデザイン・ディレクター兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのゲーリー・マクガバン氏が登壇。「既存の顧客だけでなく、これまでランドローバー車を検討したことのない顧客にもアピールするだろう」とコメントしている。
パリでは、以下のような2カラーが登場しています。


プレミアムコンパクトとして、色々な機能性を押し出しているのですが、デザイン性もその一つ。
しかも、単なる見た目のデザイン性だけにこだわるのではなく、
「5+2シートシステム」のように新たなチャレンジをするあたりはさすがですね。
9月の初公開時には、デザイナーが以下のような内容を話しています。ランドローバーのニュースリリースから。
ここ最近登場しているプレミアムコンパクトSUVには耳は痛い話ですね。「ディスカバリースポーツ」は、英国リバプール市ヘイルウッドのジャガーランドローバー生産施設で製造される。発売は2015年初めを予定しており、世界170の市場で既存の7名乗りモデルの「ディスカバリー」とともに販売される。同車は、新しいディスカバリーファミリーの先陣を切るモデルで、既存の5名乗りプレミアムSUVと変わらないスペースに、5+2名用にアレンジ可能なシートシステムを搭載。「ディスカバリースポーツ」の進歩的なデザインアプローチは、インテリアスペースの有効利用、プロポーションとスタンスの最適化という、新しいディスカバリーファミリーの特徴を明確にしている。デザインが主導的な役を担い、エンジニアリングの整合性をとることで、ダイナミックな存在感と、5+2名用のシートアレンジも可能な究極のインテリアスペースを実現。ランドローバーのデザインディレクター兼チーフクリエーティブオフィサーの、ジェリー・マクガバン氏は「私どもが挑戦したのは、プレミアムなデザインと優れた多用途性の両立でした。つまり、このふたつの要素を調和して機能させなくてはなりませんでした。その目的が達成できたことを誇りに思っています。『ディスカバリー・スポーツ』のダイナミックなデザインは、お客様の感情に訴えかけ、共感が得られると信じています。そして、この車は他のどのプレミアムコンパクトSUVよりも、優れた多用途性を提供します。」とコメントしています。
プレミアムブランドから続々と登場しているコンパクトSUVは、あくまでもSUVテイストのものが多く、
SUVクーペのように、スタイルを優先し、機能性を度外視したものも増えています。

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それに対し、ランドローバーからは、コンパクトでもSUVとしての機能性は譲るべきではない。という、
ここ最近の潮流に対してのアンチテーゼのような一手を打ってきたことは、新ディスカバリーシリーズの初手として鮮やか。
ちなみに、「5+2シート」は以下のようなもの。

ルノー「新型エスパス」じゃないですが、ミニバン×SUVみたいに、SUVの居住性は今後カテゴリーの大テーマになりそう。

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国内メーカーも、コンパクトミニバンは得意分野ですから、コンパクトSUVにも居住性を高める議論が出てきそうですね。
そうそう、トヨタ「アクア」にも、「SUVスタイル派生車」と「ミニバン派生車」の噂があります。ミックスしたコンセプトも面白いのに。


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話は戻って今回のランドローバー「ディスカバリー」。
オフロードのど真ん中ブランドとして、意地の一手みたいな新モデルの登場となったわけですが、
安全技術などなど、最新の装備をしっかりと備えている部分は、ただのオフロード車ではない現代のプレミアムSUVですね。

そういえば、JeepもコンパクトSUVとして、「レネゲード」を発表しましたが、こちらも最新技術満載でしたね。

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クロスオーバースタイルながら、その機能性を犠牲にしない哲学と、デザイン性は、共通するものがあります。
ディスカバリースポーツですが、既に国内でもスペシャルページが公開されており、
公式動画が発表直後に上がっているように、来年早々の発売の可能性が高そうです。
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