トヨタ「FT-1」=新世代スープラはトヨタの象徴!BMW「Z4」共同開発で【ロードスター】も?
- 2014-05/29 (Thu)
- トヨタ
- スポーツ:86・G's…
トヨタからも新世代のトヨタを象徴する「スポーツモデル」の話題を。
今年はじめに、アメリカで公開された「FT-86」ならぬ「FT-1」の続報です。
なんと、このモデル、注目されるBMWとのスポーツカー共同開発モデルになるようで・・・


まず、AutoCarの記事から
トヨタよりも、BMWに重きを置いた記事でしたが、トヨタはどんな付き合い方をしていくんでしょうね。BMW、トヨタと共同で2シーター・スポーツを開発
BMWとトヨタのアライアンスの最初の成果として、スーパーコンデンサ技術を使用した2シーター・スポーツが登場しそうだ。昨年後半にBWMの取締役会会長、ノルベルト・ライトホーファーと、トヨタの社長、豊田章男によって確かめられた話として、Z4の後継となるモデルが生産されるという。これは、今年1月のデトロイト・モーターショーで発表された、スープラの実質的後継モデルであるトヨタFT-1をベースとしたものとなるという。
新しいZ4の後継モデルは、フロント・エンジンとなる。しかし、FT-1コンセプトとは異なり、ダイレクト・インジェクション・エンジンとモーターを組み合わせた4WDモデルとなる。そのモーターは、ハイテクなスーパーコンデンサ技術を用いる。これは、トヨタのLMP1ル・マン・レーサーに用いられる技術だ。
この2シーター・スポーツは、プラグイン・ハイブリッド・システムを採用する。そして、キネティック・エネルギーを蓄えるために、スーパーコンデンサを使用する。リチウム・イオン・バッテリーではなく、スーパーコンデンサを使用する理由は、より早くキネティック・エネルギーを吸収し、かつ放出できるからだという。また、サイズ的にも小さく軽くできるのだという。
このスーパーコンデンサ・ハイブリッド・システムは、昨年のフランクフルト・モーターショーで発表されたヤリス・ハイブリッドRコンセプトで公表されたものでもある。前輪は300psの1.6ℓエンジンを搭載し、リアおよびフロント・アクスルを駆動するために3つの60psのモーターを備えたもの。合計出力は420psとなっている。新しいスポーツカーは、このヤリス・ハイブリッドRコンセプトに使用されるシステムをベースに開発が行われる。
BMWは、2.0ℓエンジンにこのシステムを結合する予定だ。駆動は、シーケンシャル・マニュアル・ギアボックス。トルク・ベクタリングも備える。
更にBMWは、i3やi8で使用したカーボンファイバー・ボディ・テクノロジーをこれに加える予定だ。関係筋によれば、スチールとアルミニウム製のフロアパンにカーボンファイバー・ボディが組み合わせられることになるとしている。
ちなみに、BMWとトヨタは、プラットフォーム・ストラクチャーと、ハイブリッド・ドライブトレインを共通化することも計画している。
スバルとの関係のように、生産を任せるわけにも行かないでしょうし。改めて、BMWとの協力関係を強化した時のニュースリリースを確認してみると、
ミッドサイズスポーツの共同開発が明記されており、共通プラットフォームの開発がメインのようですね。
トヨタが「FT-1」を発表した際には、トヨタのスポーツモデルの最高峰として位置づけ、
BMWのことなんか、全然出てきておらず、どちらかと言うと、トヨタの新世代の象徴くらいの印象でした。

トヨタ「FT-1」=【スポーツクーペの最高峰】発表!【次期スープラ】?【NSX】対抗の新HV?
ということで、おそらく、共同開発というよりも、BMWがトヨタに乗っかるという方が正しいか?
今回の記事では、ハイブリッド・ドライブトレインとあり、
「LMP1ル・マン」や「ヤリス・ハイブリッドRコンセプト」の技術を使用とでてきていますが。
BMWにも、「i8」で発表したようなプラグインハイブリッドはあるものの、

BMW「i8」=プラグインHV&「i3」=EV発表!【超カッコイイ】BMWの新フラッグシップ!
やはり、量産化、低価格化のためには、トヨタの力が必要になってくる。ということでしょう。
いずれにしろ、「FT-1」のデザインが、かなりいいだけに、
「次期Z4」含めて、ここ数年で復活の兆しが見えるスポーツモデル全体のフラッグシップになれるでしょうか。
トヨタ「FT-1」のデザイン画像を少しだけ。




そして、BMW「現行Z4」の画像も少しだけ。



なんといっても、ロードスターのかっこよさが光るわけですが、
もちろん、トヨタ「FT-1」にも、コンバーチブルモデルありますよね?
さて、FT-1に戻って、TOYOTA USA公式のFT-1の映像もどうぞ。
発表会の様子。
※トヨタのスポーツモデルに関する最新記事一覧は、こちらから。
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