VW「XL1」:【ディーゼルPHV】で驚異の燃費【111km/L】が市販化!【3月】発表!
- 2013-02/26 (Tue)
- VW
1リッターカーを目指して開発されてきた、燃費100km/L超を誇る「XL1」が、
ついに、市販化されることとなりました!
パワートレーンは、小型ディーゼルエンジンのプラグインハイブリッド。
徹底的に空力を意識した高いデザイン性を含めて、
市販モデルはどのような形で出てくるんでしょうか。
プロトタイプの走行動画も含めてご覧ください。
レスポンスの記事から引用
いやー、111km/Lですか・・・VWの究極のエコカー、XL1…量産車公開へ
フォルクスワーゲンは2月21日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー13において、超低燃費車、『XL1』の量産車を初公開すると発表した。
XL1は2011年1月、カタールモーターショー11で、コンセプトカーとしてワールドプレミア。800ccの2気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力48ps) に、モーター(最大出力27ps)を組み合わせたプラグハイブリッドシステムを搭載。欧州複合モード燃費111.1km/リットル、CO2排出量24g/kmと、内燃機関車としては、世界一の環境性能を標榜していた。
今回フォルクスワーゲンは、ジュネーブモーターショー13において、XL1の量産車を初公開すると発表。ほぼ市販状態のXL1をワールドプレミアする。
排気量800ccの2気筒ターボディーゼル「TDI」(最大出力48ps) に、モーター(最大出力27ps)を組み合わせたプラグハイブリッドシステムは、コンセプトカーと共通。二次電池はリチウムイオンバッテリー。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSGだ。
2シーターのXL1のボディサイズは、全長3888×全幅1665×全高1153mm。『ポロ』(全長3970×全幅1682×全高1682mm)よりも、ひと回り小さい。1153mmの全高は、スポーツカーのポルシェ『ボクスター』の1282mmと比較すると、129mmも低い。
XL1の車両重量は、795kgと非常に軽量。空気抵抗係数のCd値も、わずか0.189だ。また、EVモードでは、最大50kmのゼロエミッション走行が可能。この効果もあり、欧州複合モード燃費111.1km/リットル、CO2排出量21g/kmという圧倒的環境性能を実現する。なお、XL1の生産は、ドイツ北西部オズナブリュックの旧カルマンの工場で行う。
プラグインにハイブリッドの燃費表示は少し紛らわしいので、
ハイブリッド走行時の燃費が出てこないと、その実力はわかりにくですが、
かなりのものであることは間違いない。
この超低燃費を実現したものをまとめると、
・軽量化=795kg
・空気抵抗=0.189(Cd値)
・EV走行=50km
・800ccのターボディーゼルエンジン
・モーター(27ps)搭載のプラグインハイブリッド
・リチウムイオンのバッテリー
「XL1」に搭載されているパワートレーンは、小型のディーゼルハイブリッドですが、
現状ではプジョー・シトロエンの「Hybrid4」くらいでしょうが、
先日お伝えしたように、今後どんどん出てくる可能性はあります。
数字は、今回発表されたものと少し異なるようですが、
フォルクスワーゲンが、「1リッターカー」のプロトタイプを最初に披露した2002年当時、1リッターで100キロ以上走るクルマは、まだ夢のエコカーのコンセプトでした。それから10年近くが経過した2011年春、中東のカタールにおいて、これが近い将来実現可能なクルマとして登場したのです。
そのクルマの名前は「XL1」。フォーミュラ1カーに採用されるカーボンモノコックボディに、アルミ製のサスペンションを採用して重量をわずか795kgに抑え、空気抵抗(CD)を0.186と極限まで切り詰めたこの未来的なシェイプを持つ超低燃費スーパーカーは、2013年以降に限定的な生産が計画されています。
XL1の駆動システムは、20kW(27PS)の電気モーターと2気筒800CCのディーゼルエンジン(35kW:48PS)に7速DSGトランスミッションを組み合わせたもので、35kmまでは電気モーターだけで走行できるプラグインハイブリッド車です。多くが量産車にも採用されているモジュールで構成されており、エンジンと電気モーターの協調で、0~100kmの加速は11.9秒。最高時速は160キロで、航続距離は10リッターの燃料タンクを一杯に利用すれば550キロにおよびます。
カーボンボディのもたらす優れたダンピング特性は、理想的な乗り心地とダイレクトなハンドリングをもたらし、横並びにレイアウトされた運転席と助手席はわずかにオフセットされた形で、車内での自然なコミュニケーションを可能にする2シーターカーです。
急速な技術革新を遂げつつある軽量化ボディ、日常ユースのレンジでEV走行が可能な高効率プラグインハイブリッド、極限まで追求した空力と転がり抵抗の削減。XL1には、フォルクスワーゲンのテクノロジーの現在とモビリティーの未来が体現されています
やはり、ディーゼルハイブリッドを積んだプラグインハイブリッドが前提のようですね。
最後に、UKのフォルクスワーゲンが公開している公式動画を。
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