日産「新型ラフェスタ ハイウェイスター」発表!マツダが【SKYACTIV】提供!
- 2013-02/18 (Mon)
- 日産/ルノー
セレナが好調な日産のミニバンカテゴリーに、新たなモデルチェンジが!「ラフェスタ ハイウェイスター」に新型車が登場しました!
なんと、ミニバン燃費No.1!そして、新型エンジン&トランスミッション搭載!
かなり、気合の入ったモデルチェンジになったのですが・・・
この影には、マツダの技術が隠されていて、、、しかも「スカイアクティブ」が・・・
日産「ラフェスタ ハイウェイスター」は、スカイアクティブテクノロジーを搭載したんです!
詳細は、以下から。
日産のニュースリリースから
なるほど、7人乗りミニバン燃費No.1ですか。「ラフェスタ ハイウェイスター」をマイナーチェンジ
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)は、「ラフェスタ ハイウェイスター」をマイナーチェンジし、3月1日*1より全国一斉に発売すると発表しました。
「ラフェスタ ハイウェイスター」は、スタイリッシュなデザインと高い機能性、環境性能を兼ね備えた7人乗りのミニバンとして、お客さまから好評を得ています。
今回のマイナーチェンジでは、エンジンとトランスミッションを刷新することで環境性能と走行性能を向上させ、上質感を高める装備やボディカラーを採用することにより、「ラフェスタ ハイウェイスター」の魅力をさらに高めました。
- 新世代高効率直噴ガソリンエンジンと新世代高効率6速オートマチックトランスミッションの採用、およびアイドリングストップ機能の向上*2により、2リッター7人乗りミニバンとしてNo.1*3の16.2km/Lの低燃費を実現*4、自動車取得税と自動車重量税が75%減税に適合。
- 「ハイウェイスターG スプレモ」*5を最上級グレードとしてラインアップに追加し、新たに専用装備として、ダイレクトモード機構付きのステアリングシフトスイッチ、ASCD(オートスピードコントロール装置)、自動防眩式ルームミラー、6スピーカーを標準採用。
- 運転席シートバックポケットを追加するとともに、リヤのラゲッジアンダートレイの収納容量を拡大するなど、利便性を向上。ボディカラーは新色のメテオグレー(P)とジールレッド(P)を含む、計5色を設定。
「ラフェスタ ハイウェイスター」は、グレードや設定するオプションにより「平成27年度燃費基準」を達成し、国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定とあわせて、「環境対応車普及促進税制」による減税措置*6で、自動車取得税及び自動車重量税が減税されます。
<全国希望小売価格(消費税込み)> (単位:円) 駆動 エンジン グレード ミッション 価格 2WD LF-VD
(2リッター
直噴エンジン)ハイウェイスター
Jパッケージマニュアルモード付
電子制御
5速オートマチック1,991,850 PE-VPS
(2リッター
新世代高効率直噴
エンジン)ハイウェイスター マニュアルモード付
電子制御
6速オートマチック
(新世代高効率6速AT)2,145,150 ハイウェイスターG 2,238,600 ハイウェイスターG
スプレモ2,499,000 4WD LF-VE
(2リッター
直列4気筒エンジン)ハイウェイスター 電子制御
4速オートマチック2,289,000 ハイウェイスターG 2,513,700 仕様・装備の主な変更点は以下の通りです。
●エクステリア
- 新色のメテオグレー(P)とジールレッド(P)を含む、計5色をボディカラーに設定(ハイウェイスター Jパッケージを除く)
- アルミホイールのセンターキャップをブラック塗装化(ハイウェイスターG スプレモは採用済み)
●インテリア
- 本革巻シフトノブのデザインを変更(ハイウェイスターG スプレモ、ハイウェイスターGに標準装備、ハイウェイスターはメーカーオプション)
- センタークラスターフィニッシャーのオーディオ装着部分周辺にピアノブラック調を採用(ハイウェイスターG)(ハイウェイスターG スプレモはエアコン部を含めて採用済み)
- シート地のデザインを変更(ハイウェイスター、ハイウェイスター Jパッケージ)
●メカニズム
- 量産ガソリンエンジンとしてトップレベルの高圧縮比を実現した新世代高効率直噴エンジン(PE-VPS(2.0リッター))を採用(ハイウェイスター Jパッケージを除く2WD車)。燃焼効率を大幅に高めることで、2リッター7人乗りミニバンとしてNo.1の16.2km/Lの低燃費を実現(ハイウェイスター、ハイウェイスターGの15インチタイヤ装着車)
- ロックアップ領域を大幅に拡大し、マニュアルトランスミッションのようなダイレクト感のある走りと低燃費を両立する新世代高効率6速オートマチックトランスミッションを採用(ハイウェイスター Jパッケージを除く2WD車)
- アイドリングストップ頻度の向上、エンジン始動からアイドリングストップが作動するまでの時間の短縮、また減速時のオルタネーター発電制御の回生エネルギー量の拡大などにより、燃費を向上(ハイウェイスター Jパッケージを除く2WD車)
●装備
- 「ハイウェイスターG スプレモ」の専用装備として、ダイレクトモード機構の付いたステアリングシフトスイッチ、ASCD(オートスピードコントロール装置)、自動防眩式ルームミラー、6スピーカーを新たに標準採用。
- 運転席にシートバックポケットを追加
- ラゲッジアンダーボックスの収納容量を拡大
●グレード体系の見直し
- 「ハイウェイスターG スプレモ」を標準グレードとして、ラインアップに追加
日産は2010年度より、究極のエコカー「ゼロ・エミッション」とエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」を二本柱として、スピーディかつ効果的なCO2削減に取り組んでいます。「PURE DRIVE」とは、現在広く普及しているエンジン車に最適な次世代環境技術(アイドリングストップ、クリーンディーゼル、ハイブリッドなど)を搭載し、クラストップレベルの低燃費を実現するエンジン進化型エコカーで、「ラフェスタ ハイウェイスター」も、アイドリングストップシステムを搭載した「PURE DRIVE」です。
「ラフェスタ ハイウェイスター」は、マツダ株式会社よりOEM供給を受けるモデルです。
- *1: ハイウェイスター Jパッケージは4月 5日発売予定
- *2: ハイウェイスター Jパッケージを除く2WD車
- *3: 2.0リッタークラスガソリン車7人乗りミニバン(2013年2月現在、日産調べ)
- *4: 2WDのハイウェイスター、ハイウェイスターGの15インチタイヤ装着車
- *5: 2012年4月より、特別仕様車として設定
- *6: エコカー減税の詳細については、「『ラフェスタ ハイウェイスター』エコカー減税サイト」をご参照ください
ホームページにも、以下のように低燃費を実現した技術が堂々と!

なにやら、凄そうな技術ですね。しかも、燃費No.1のお墨付きですから・・・
と、説明していますが、簡単に説明すると、ご存じの方も多いと思いますが、
この「ラフェスタ・ハイウェイスター」、中身はつい先日フルモデルチェンジされたマツダ「新型プレマシー」です。要するに、引き続きマツダからのOEM車なんですね。
なので、このエンジンやトランスミッションもなにかというと、「スカイアクティブ」です。
プレマシーが、スカイアクティブ化した時のニュースリリースは、
とあるように、まあ全く同じものなんですね。■「マツダ プレマシー」の商品概要は以下のとおり
1. 走行性能:上質で気持ちのよいドライビングフィールのさらなる進化
- 高効率直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」およびを高効率6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」を2WD車の「20S-SKYACTIV Lパッケージ」、「20S-SKYACTIV」および「20C-SKYACTIV」に搭載し、「プレマシー」ならではのリニアで上質な走りがさらに進化。
一応、「ラフェスタ・ハイウェイスター」の写真には、エンジンに「NISSAN」と刻まれてはいるのですが・・・
また、価格ですが、マツダ「新型プレマシー」は、
スカイアクティブ搭載モデルでは、圧倒的に日産のほうが高いですね。■「マツダ プレマシー」のメーカー希望小売価格は以下のとおり
機種名 エンジン 駆動 変速機 メーカー希望
小売価格
(消費税込)減税
レベル*420C-SKYACTIV SKYACTIV-G
2.02WD
(FF)SKYACTIV-DRIVE
6EC-AT
(アクティブマチック)1,953,000円 75%
減税20S-SKYACTIV 2,205,000円 75%*5
減税20S-SKYACTIV
Lパッケージ*2,352,000円 50%*6
減税20CS 2000 DOHC
DISI5EC-AT
(アクティブマチック)1,799,000円 - 20C 2000 DOHC 4WD 4EC-AT 2,100,000円 - 20S 2,352,000円 -
日産ブランドのプレミア価格、ハイウェイスター仕様分でしょうか。
と、ここまで見ていただけると、燃費性能はいいものの、日産ファンとしてはなんだかなー。と。
ただ、見方によっては、この「新型ラフェスタハイウェイスター」、非常に大きなニュースです。
だって、マツダ側から見れば、初めての「スカイアクティブ技術」の他社提供!
まあ、スカイアクティブと言っても、メインになっている「ディーゼル」ではないですし、
「新型プレマシー」自体が、それほど気合の入ったモデルではないので、インパクトはありませんが・・・
ただ、この先「スカイアクティブ」が他社にも提供される!となると、、、
いつの日にか、「CX-5」だって「アテンザ」だって、
この先に出てくる「次期アクセラ」だって、日産ブランドから発売されるかもしれませんよ!更にいうと、ハイブリッドを提供してもらっている「トヨタ」にディーゼルを提供する可能性も!まあ、トヨタはBMWからディーゼルエンジンを供与してもらうのですが、、、
ただ、国内メーカー同士のこういった協力関係も良いじゃないですかね。まあ、現状の生産状況では到底ムリでしょうし、
マツダがフルスカイアクティブを提供するとも思えませんが、、、デザインを見る限り、「新型ラフェスタハイウェイスター」の方が「新型プレマシー」より売れそう・・・
今後の、「スカイアクティブ」の他社提供含めて、この2車種にはしばらく注目したいと思います。
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マツダでSKYACTIVディーゼル車が販売台数の大半を占めるため、
売れゆきの良くないSKYACTIVガソリン車を拡販するためにとった手段なんですかね?
ディーゼルが出る以前から決まっていたことかもしれませんが・・・。
2013-02/18 23:05 (Mon)
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