トヨタ「次期プリウス」は【世界展開】で【HV価格が半額】に!【14年】登場?
トヨタのハイブリッドに関して、注目の記事がありましたので、取り上げたいと思います。
しかも、最も注目度が高い、新型ハイブリッドを投入する「次期プリウス」のニュース。
トヨタは、今後数年以内に、ハイブリッド車種の大幅な拡大を予定していますが、その中心となるのは、どうやら今回ご紹介する「次世代ハイブリッドシステム」の模様。
なんと、現行のプリウスと比較して、ハイブリッドの価格が半額になる!という驚きの情報!
詳細は、以下から。少し長いですが、非常に興味深い記事ですので、ぜひご覧下さい!
しかも、最も注目度が高い、新型ハイブリッドを投入する「次期プリウス」のニュース。
トヨタは、今後数年以内に、ハイブリッド車種の大幅な拡大を予定していますが、その中心となるのは、どうやら今回ご紹介する「次世代ハイブリッドシステム」の模様。
なんと、現行のプリウスと比較して、ハイブリッドの価格が半額になる!という驚きの情報!
詳細は、以下から。少し長いですが、非常に興味深い記事ですので、ぜひご覧下さい!
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成長産業・事業戦略フォーラムの記事から
■次期プリウス(4代目プリウス)のハイブリッド価格は15万円が目標
■新型プリウスの販売は14年末?(予測)
■15年からは、この新型ハイブリッドを他車種展開
■その後、標準装備化されて展開され、20年には全車種搭載
その中で、国内での拡大がメインとなっているハイブリッドも、
■+15万円になれば、欧州でディーゼルへの対抗が可能に
■全世界でのハイブリッド車の展開を推し進めていく
というような内容でした。
トヨタのハイブリッドは、何度も紹介していますが、
ブレーキをかける機会が多い、日本での仕様には非常に向いていますが、
長距離走行をメインとする欧州ではその威力を発揮しにくい。
※ハイブリッドは、減速時のエネルギー回生で燃費が伸びるため
ディーゼルは、逆に長距離走行での燃費に優れます。
つまり、価格で優位にたっただけでは、一気に普及するわけではない。
ただし、もちろん価格が下がることは間違いなくプラス。
ココでは出ていませんが、将来的にはディーゼルハイブリッドだってあるでしょう。
今回の記事で少し違和感を覚えたのは、ハイブリッド車の展開スケジュールが、
日本国内での展開スケジュールと少しずれている気がすること。今回の記事のように、海外での展開をメインに考えると、合点が行くのですが、、、
国内では、トヨタのハイブリッド展開として、既に以下のような車種の噂を取り上げていますが、
カローラやノア・ヴォクシーのハイブリッドは、現行のHVシステムを搭載。
つまり、価格面でのアドバンテージはそれほどなく、
ある程度高価なものとしてのポジションでのハイブリッド展開になる。ということ。
ノアハイブリッド、ヴォクシーハイブリッドでの懸念がそのまま現実になりそうですね。このあたりは、ハイブリッドのパイオニア市場である国内ではしょうがないことなんでしょうか。
低価格化のためには、量産することも大切な要素でしょうから、
日本での市場拡大だけでなく、世界的な市場拡大と大きく結びつくことを考えると、
国内でのハイブリッド拡大は、現状の戦略のままの拡大が定石でしょう。
決して、ハイブリッドがさらに低価格化して、手が届きやすくなる。というものではない。。。
クラウンハイブリッドの低価格化で、他車種でのハイブリッドもかなり手頃になるのでは?
と予測していたのですが、それはまだ先になりそうですね。
■トヨタのHV拡大について
トヨタ「新エコカー戦略」発表:【HVを21車種】&【ディーゼル】&【EV】&・・・
トヨタ「ノア/ヴォクシー」:【ハイブリッド】はセレナ好調で13年末に前倒し?!
トヨタ「ノア・ヴォクシー」に続いて「シエンタ」や「ラクティス」もハイブリッド?
【まとめ】トヨタ「新型クラウン」:新デザイン&HV化で大きな賭け!
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成長産業・事業戦略フォーラムの記事から
少しまとめますと、トヨタが15万円HVシステム原価を4代目プリウスで実現した後の世界
トヨタ自動車は、歴代プリウスごとに“HVシステムの生産コスト半減”を社内目標に置いている。初代プリウスでは約60万円、3代目で約30万円と言われ、4代目では主要システムの量産、さらなる内製化を通じて、3代目の半分つまり15万円を目標に開発しているようである。「次(4代目)のプリウスに搭載するハイブリッド・システムも半減する」(トヨタ自動車HVシステム開発室長の高岡氏/日経エレクトロニクスより引用)と自らも目標を掲げている程である。
ある時点でHVシステムの生産コスト半減が実現された場合、15万円のHVシステムコストは、ユーザーにとっては内装やカーナビなどオプションを扱う感覚に近いものとなり、購入ハードルが下がる。そのため、一気にHVの普及が進む可能性がある。競合する海外のディーゼル・ターボなどガソリン車と比べたコスト上昇分が、ユーザー価格で約30万円程度で提供されており、価格面でも優位に立つ可能性が高い。
トヨタが安くて良いクルマが開発できそうなことは分かった、次に同社のその生産を含めた展開力について考察してみる。現在、同社は米・中・英・仏・豪・加・タイ・インドネシア・日本の9拠点でHV製造戦略を展開し、2015年までにHV、PHVの新型車を10車種投入する予定である。
トヨタ「新エコカー戦略」発表:【HVを21車種】&【ディーゼル】&【EV】&・・・
同社の生産しているHV車の生産拠点を見ると、展開している地域や工場数を見ただけでも、既にHVは世界中で生産できる状況になっていることが見て取れる(図1、図2)。トヨタのHVは混流生産により既存エンジン車の生産拠点にHV車のラインを追加する形で展開できる。このため、HVに切り替え次第、直ちに生産可能な工場やHV導入工場で生産比率を上げることで、短期間に展開できるHV車の製造余力は膨大な規模となる。HV混流生産がすぐに展開できる工場候補を記載してみると、トヨタは本格的なHVの世界展開をいつでも始められる状況にある。
2012年の同社HV販売台数は、国内約70万台、海外約50万台で合計約120万台程度である。市場から要望され同社がその気になれば、現在50万台程度である海外販売分は、図1に記載した工場生産の総和、約250万台程度まで生産する製造余力がある(海外ではあと5倍生産できる)。 さらに、同車種でHVを生産していない工場(例:カムリは生産しているが、カムリHVは生産していない工場)が6工場あり、全部で推定150万台ほどの製造余力が上乗せされる。
価格競争の点でも電動車の部品供給や製造拠点・製造設備のグローバルな展開が必要となっている。電動車製造でもコア部品も含めた現地一貫生産へ突入している。このため部品メーカーは電動車でも開発段階からの海外現地対応が重要になりつつある。HVの海外生産でもKD生産から電動部品を含め「開発から一貫生産まで全て現地化」の時代へと変化していく。
15万円のHVシステム実現、その後は標準装備へ
トヨタの電動車戦略の今後に関しては、HVの量産展開は準備できつつある。現在、開発を進めている4代目プリウスでHVシステム原価を15万円に抑えられれば、その後は多くの車種でHVシステムを標準装備させ、価格の安いHV車を一気に世界展開することも可能になる。
4代目プリウスが2014年末(予測)に販売されると、翌年から他の車種にも15万円のハイブリッド・システムが準備され、2~3年後には本格的な普及の動きが想定される。さらに、その先を拡大解釈した場合、2020年頃には同社の車の大半でHVが標準装備となるような戦略を推し進め、その時はむしろガソリン車が特別に扱われるといった可能性も否定できない。トヨタ自身もハイブリッド技術の全モデル展開を進め、「グローバルビジョン2020」では、全車種でハイブリッド設定の方針を掲げている。安価なシステムとHVの生産拠点が整った後、テーマは部品を含めた一貫生産や現地開発に向い、部品メーカーとしても開発段階からの現地対応が求められる。
■次期プリウス(4代目プリウス)のハイブリッド価格は15万円が目標
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Comment
4世代ハイブリッドシステムの15万円までコスト削減をしたとしているが、具体的な内容は何か分かりますか。
例えばバッテリー、インバータ、モーターだけの削減内容なのか?
なければその他パワートレイン部分も含めた削減内容なのか?
早い返信をくださればありがたいです。
2014-04/09 11:07 (Wed)
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