トヨタ「新型クラウン」:【最初は??】だが【日本にしかできない】デザイン
- 2012-12/26 (Wed)
- トヨタ
- セダン:クラウン・カムリ…
特に、大きく変化したフロントのデザインに関しては賛否両論。
そこで、今回は、この新型クラウンの大胆なデザイン変更が
どのような過程で決まり、どのような意図で開発されたのか?
新型クラウンのデザイン開発について少し深掘りしようと思います。
非常に興味深い内容ですので、是非ご覧ください。
全てレスポンスから
このブログでは、随分まえからこのデザインを紹介してきましたが、【トヨタ クラウン 新型発売】山本チーフエンジニア、最初は何じゃと思われるかも‥‥
開発を担当した製品企画本部の山本卓チーフエンジニアは、フロント部のデザインについて「最初は何じゃと思われるかもしれないが、時間とともに良いと感じていただけるようになる」と、大変貌にも自信を示す。
14代目を数えたクラウンについて、山本氏は「伝統あるクルマだからこそ大胆に変えなければと考えた。形骸のみを引き継ぐと革新はできない」とし、「新たな革新への挑戦」を新モデルのキーワードにしてきた。
フロントデザインは、その革新の象徴ともなっているが、「社内でも最初に見た人からは『ここまでやるのか』という声が少なくなかった。しかし、2度、3度と見てもらううちに評価は上がった」と振り返る。アスリートの“稲妻ライン”については「とくに車体色が黒だと、不思議なほどにデザインが収まるんです」と満足している。
正直、私自身はまだ見慣れません。
というのも、確かに「大胆な変身」であり「新たな革新への挑戦」だと思うのですが、、、
ちょっと下品じゃないの?というのと、「アウディ」フェイスに似ていないか?ということ。もう少し、クラウンらしさを強調する&新しさを感じさせる&独自のデザインはなかったんでしょうかね。
ちなみに、このデザインの狙いは、いまよりも若い世代の開拓。
といっても、クラウンなので40代の開拓なんですが、団塊ジュニア世代の私はちょっと・・・
ユーザー若返りのために、【デザイン】、【価格設定】、【ハイブリッド化】が武器。とあるのですが、【トヨタ クラウン 新型発売】山本チーフエンジニア、40代を開拓したい
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開発の指揮を執った製品企画本部の山本卓チーフエンジニアは、大変貌したデザインや求めやすい価格設定としたハイブリッド車(HV)で「40代からのお客様も開拓したい」と顧客層の若返りを狙う。
クラウンの中心保有層は、現状では58歳から60歳。山本氏はこうした保有層の人口は今後減少するため「新規顧客を開拓しないと先がないというのがクラウンの課題」と、14代目の開発に当たって肝に銘じたという。
全国の販売現場に出かけて声を聞くなかで、「40代の人もクラウンを購入したいという人が少なくない。しかし価格を見るとひいてしまう」という指摘を聞いた。このため「価格に左右されない魅力をもったクルマ」を目指し、大胆なフロントデザインもそこから生まれた。
また、HVについては新開発の直噴2.5リットル・アトキンソンサイクルエンジンなどによって旧型よりダウンサイズし、動力性能と燃費性能をマッチングさせている。山本氏はシリーズ全体で「HVの比率は60%を想定している」とし、旧型よりは求めやすくなったHVも若返りへの武器にしたいと考えている。
低価格化&ハイブリッド化は、頷けるし納得度が高い。
でも、このデザインはどうなんですかね・・・もう少し詳しく社長の意見も。
エンジニア同様、というかそれ以上に、デザインべた褒めですね。【トヨタ クラウン 新型発売】豊田社長「日本でしかできないクルマ」
豊田章男社長は12月25日に東京で開いた発表会で、新モデルに試乗した後、最初に開発陣に伝えた感想が「”ゼロクラウン”を超えた」だったと話した。
「ゼロ」は2003年に発売、顧客層を広げた歴代でも革新的とされた人気モデル。豊田社長は「最後の最後まで開発陣が妥協を許さなかったデザイン、さらに走りへの徹底的なこだわり」によって、ゼロクラウンの革新性を超えたと評価している。
斬新なデザインを可能にしたことについては「日本の優秀な生産技術」の存在を指摘。「このクルマは日本でしかできない」と言い切り、複雑な車体デザインでも量産化を可能にした生産技術部門を讃えた。
さらに、新型クラウンは「日本のクルマ市場の活性化と、日本のモノづくりを死守するうえでも底力が試されるモデル」とし、クラウンを販売するトヨタ店(一部地域はトヨペット店)とともに「市場活性化に取り組みたい」と強調した。
どこをとってかはわかりませんが、日本でしかできないデザイン。ということ。
うーん、やっぱり見慣れないなー・・・
デザインを大胆に変えて、若返りを図ることは十二分に理解できますし、
非常に歓迎すべきことだと思います。
そして、旧クラウンでは少しおじさん過ぎて乗りたくない。それが正直な意見。
でも、新クラウンも乗りたくないな。そう思ってしまいます。
新しくするとしても、「いつかはクラウン」と思わせる、
威厳というか、上品さだけは守ってほしかった。
しかも、もっと衝撃的なのは、ピンクのクラウンが登場し、実際に市販される。なんてことも。

もはやクラウンに乗るのが恥ずかしくなっちゃうんですが・・・
皆さん、この新型クラウンのデザイン、どう評価されますか?
個人的には、AUDIですが・・・
ちなみに、トヨタはグローバル展開車種でもデザイン改革を実施中。
全てのグローバル車種が「オーリス」顔にになる予定です。新型RAV4だって、オーリス顔になります。ひょっとすると、クラウンの稲妻デザインも他車種展開もあるかもしれません。
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Comment
てか、もともとアウディーのデザインって日本人が考えただよ
もともとのクソださいアウディーのデザインを和田智氏がデザインしたスピンドルのああいうデザインにモデルチェンジしてかっこよくなった
2013-01/15 19:56 (Tue)
小生83才の爺です。つい先日まで車に乗ってました。今でも大好きですが歳のせいで慎んでます
今まで何台もの車を買いましたが、一度もクラウンをと考えたことがありませんでした。でも、今回のアスリートは気に入りました。乗りたいと思わせる一台です。免許を返上した小生は試乗すらできませんが、息子を促して乗ってきました
是非欲しいと益々思います。アスリートと言えども社用車ポイ今までのクラウンが、マイカークラウンに生まれ変わった次第です
2013-02/11 11:22 (Mon)
私もアウディぽいと思ってました。
同じように考える人がいたんですね(^^)
もともとアウディのデザインは日本が考えたなんて言ってる人がいますが,デザインは早い者勝ちでいくら先に考えてたって世に出すのが他より遅ければパクり扱いされても仕方ないと思います(笑)
既存物を越えるデザインを展開してこそ斬新って言葉が似合うと思いますけどね~クラウンの中では斬新。なんて‥‥(笑)
伝統のデザインを崩してしまうなら他と似るデザインなんかにせずに新しいクラウンだけのデザインを作ってほしかったですねー
フロントグリル自体が王冠の形だったらよかったのにって個人的には思います。
長々と駄文失礼いたしましたm(._.)m
2013-03/30 09:01 (Sat)
普通にカッコイイと思います。
日本人は自国の物に自信が持てないし、ブランド好で
どーもヨーロッパ系がよく見えるんでしょうね、、、
2013-10/20 14:11 (Sun)
2015年になりました。最初は格好悪いデザインと驚きました。
しかし、街で生で見ると、予想とは違い、全体に鋭い尖りのある車で格好良いと思いました。
私は現在、大阪におりますが、心斎橋筋には中国、韓国人を中心に日本人より外国人であふれておりました。そこを横切る黒いクラウンアスリートに、イタリアかスペイン辺りから来たと思われる、ラテン系の小柄でお腹の出た男が、走り去る光景を、妻を無視して眺めておりました。グリルの広がりを除けば、アウディーとは別物だと思います。今まで通りのクラウンですよ。
2015-05/13 02:24 (Wed)
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