BMW「3シリーズ」は【ディーゼル/ハイブリッド/ガソリン】選び甲斐あり!
- 2012-12/07 (Fri)
- BMW/MINI
それは、インポートカーオブザイヤーを受賞した「BMW3シリーズ」
今回は、このBMW「3シリーズ」の魅力をお伝えしようと思います。
特に、ディーゼル「320d」は本当に評価が高い!つまり、今年のイヤーカー2台は、ともにディーゼルがウリの車!
詳細は、以下から。
BMW「3シリーズ」をイヤーカーに選んだモータージャーナリストのコメントです。【COTY】インポート・カー・オブ・ザイヤーは BMW 3シリーズ
11月29日、2012-2013日本カー・オブ・ザ・イヤーの輸入車部門「インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは、BMW『3シリーズ』が受賞した。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは、「10ベストカー」に対する投票の中で最高得点を獲得した輸入車に贈られる賞。3シリーズは、282票で輸入車の最高得点を獲得した。
10ベストカー(得票順)
●マツダ『CX-5』:363票
●トヨタ『86』/スバル『BRZ』:318票
●BMW『3シリーズ』(セダン/ツーリング):282票
●レンジローバー『イヴォーク』:218票
●フォルクスワーゲン『up!』:152票
●スズキ『ワゴンR』/『ワゴンRスティングレー』:68票
●シトロエン『DS5』:51票
●アルファロメオ『ジュリエッタ』:29票
●日産『ノート』:10票
●ホンダ『N BOX』/『N BOX+』:9票
お馴染み、清水和夫氏も「3シリーズ」に最高点【COTY 選考コメント】BMW 3シリーズは完成度がめちゃめちゃ高い…岩貞るみこ
私の配点は、BMW『3シリーズ』(セダン/ツーリング)に10点。以下、マツダ『CX-5』に5点、トヨタ『86』/スバル『BRZ』に4点、フォルクスワーゲン『up!』に4点で、スズキ『ワゴンR』/『ワゴンRスティングレー』が2点です。
結果として、3シリーズがインポート、そして次点のCX-5がイヤーカーに輝いたわけですから、自分でも納得です。
いつも配点は悩むのですが、今回はわりと早い時点で3シリーズがイチオシでした。なんといっても完成度の高さ。ハイブリッド、ディーゼル、ガソリンエンジンと3つの動力を用意したのもさることながら、まずはクルマとしての完成度がめちゃめちゃ高い。
ボディ剛性のよさといい8速ATの滑らかさといい、サスペンションのしなやかさといい、軽量化で燃費を稼ごうという動きの国産メーカーにツメの垢を煎じて飲ませたいくらいの出来映えです。しかも、サイズが重要視される日本において、横幅を「日本だけ」コンパクトに仕上げたって…その努力、感激モノです。個人的には、320が気に入っています。価格といい燃費といい、納得のクルマだと思います。
CX-5は、エンジン&燃費削減の技術の勝利といったところでしょう。86/BRZはスポーツカー熱をあおる意味では有意義なクルマなんですが、ちょっとサイズ&価格が大人すぎる。もう少しコンパクト&20代に買いやすい価格なら、まちがいなくイチオシだったんですけれど。
up!は、安全性を含め戦略的にはすばらしい。ただ、あのミッションだけはやっぱり日本のコンパクト族にはなじめないところ。ワゴンRは文句のつけようがない軽自動車だと思います。もう少し点数があったら、デザイン性のすぐれたシトロエン『DS5』やレンジローバー『イヴォーク』にも配点したかったんですけれどね。
そして、大御所・松下宏さんも【3シリーズ】を最高点に!【COTY 選考コメント】驚くべきは320dのトルクフルな走りと燃費と価格…清水和夫
マツダ『CX-5』がイヤーカーになりました。そして10台の10ベストカー達も本当におめでとう。
2012年はクルマの当たり年だったと思います。どのクルマも素晴らしいコンセプトと技術でした。配点ルールの関係で差をつけましたが物差しを変えると、トップ10はどのクルマがイヤーカーになっても不思議ではなかったと思います。しかもCOTYは勝った負けたではなく、お互いに称え会うサロンだと思います。結果的には選考委員が年男を選ぶわけですが。
清水和夫の配点は以下の通りです。
●BMW『3シリーズ』(セダン/ツーリング):10
肉食系ハイブリッド、割安感のあるディーゼル、2種類のパワーを持つ2リッター直噴ターボ。新型3シリーズには最新の色々なエンジンが選べる。驚くべきは320dのトルクフルな走りと燃費と価格だ。320dを超えるクルマは見当たらないが、3リッターターボのアクティブハイブリッドも魅力的だ。
320i 270Nm 16.6Km/L 450万円
328i 350Nm 15.2Km/L 570万円
320d 380Nm 19.4Km/L 470万円
HEV 450Nm 16.5Km/L 699万円
●マツダ『CX-5』:7
ガソリンエンジンの魅力は物足りないが、ディーゼルは評価できる。後処理ナシでも日本の排ガス規制をクリアした技術はたいしたものだ。しかも、横置きエンジンとしては、キャビンパッケージも見事。弱点はディーゼルの乗り心地が荒いこと。洗練度が今一歩であった。乗り心地はガソリン車が良かった。
●レンジローバー『イヴォーク』:3
デザインとパッケージは素晴らしい。退屈で機能主義に陥っていたSUVのスタイルを革命的に変えた。中身はエンジン横置きのFFベースだが、ディーゼルがないのは残念。ライフスタイルだけの訴求は難しい時代ではないだろうか。
●フォルクスワーゲン『up!』:3
軽自動車よりも価格が安く燃費は軽自動車よりも優れている。まさに日本にやってきた黒船だ。デザインから質感、走りっぷりなど満点を与えたいが、唯一気になるのはロボタイズした2ペダル。シングルクラッチなので変速は慣れが必要だ。
●トヨタ『86』/スバル『BRZ』:2
商品企画はトヨタ、設計生産はスバルのコラボレーションは時代の最先端を行く。走る愉しさを追求したことは素晴らしいが、商品としての完成度が未熟であった。
ただ、ちょっと採点基準と採点が・・・
各モータージャーナリストの評価を見ていただければわかりますが、【COTY 選考コメント】多くの人に勧められるクルマこそイヤーカーに…松下宏
私は、日本カー・オブ・ザ・イヤーの意義は、普通の人の普通のクルマ選びの参考になることと考えている。多くの人に勧められるクルマがイヤーカーに選ばれたら良いということだ。
カー・オブ・ザ・イヤーがかくなるものであるとの前提に立つと、評価されるべきは“小さくて、軽くて、燃費が良くて、安い”クルマであると思う。
その上で、室内が広くて、満足すべき質感を備え、静かで快適な走りが得られるなら、なおのこと良い。
もちろん、今の時代に求められる安全性能を備えることや、環境性能を確保することなどは、上記の各要件を満たす前の当然の大前提である。
こうした観点から今年の10ベストに選ばれた10台を見ると、私の求める基準を最
もバランス良く満たしていたのがBMW『3シリーズ』であった。
持ち点25点を10ベストのうち5車に配分(残りの5車は0点に)し、うち1車にだけ最
高点の10点を付けるというルールに基づいた結果、私の配点は、
●トヨタ『86』/スバル『BRZ』:0点
●日産『ノート』:0点
●ホンダ『N BOX』/『N BOX+』4点
●マツダ『CX-5』:0点
●スズキ『ワゴンR』/『ワゴンRスティングレー』:4点
●フォルクスワーゲン『up!』:4点
●BMW『3シリーズ』(セダン/ツーリング):10点
●シトロエン『DS5』:0点
●アルファロメオ『ジュリエッタ』:3点
●レンジローバー『イヴォーク』:0点
ということになった。
最後に、今年のイヤーカーに選ばれたCX-5に1点も投じなかったことに触れておきたい。理由は私が投票したのが日本カー・オブ・ザ・イヤーであるということだ。全幅が1800mmを超え、ミラーtoミラーでは2000mmを超えるCX-5の全幅は日本での使い勝手にマッチしない。
いかに多くの評価すべき要素を持つクルマであっても、この全幅では日本のカー・オブ・ザ・イヤーにそぐわないと考えて0点にした。
BMW「3シリーズ」の最大の特徴は、
・最新のエンジンが3種類から選べるところ
現在、ガソリン、ハイブリッド、ディーゼルを揃えた国産車はありません。
そして、各パワートレーン、それぞれに特徴があり、
非常に選び甲斐がある車になっています。
特に、ディーゼルに関しては、
もともとヨーロッパで最も売れているパワートレーンであり、
非常にレベルの高いもの。清水和夫氏も絶賛されていました。来年辺りは、BMWのディーゼルエンジンは、
もう少し小さいクラスにも導入されてくるでしょうから、日本車にとっても驚異になるでしょうね。
※各メーカーのクリーンディーゼル開発状況は以下から
特別編集:各メーカー別【クリーンディーゼル】記事リンク集
日本勢で、この「3つのエンジン」を揃えられる車種を出すのは、
どこになるんでしょうか?
今のところ、以下あたりでしょうか。
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楽しみにしましょう!
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Comment
価格、維持費、等まったく考慮されてない点が激しく笑える。
2012-12/07 16:41 (Fri)
松下宏さんて人は…ツッコんで欲しいのかなw
2012-12/07 19:50 (Fri)
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