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トヨタEV開発はマツダ主導...出資比率5%も開発リーダーはマツダ!軽もSUVもトラックも!

トヨタがマツダ、デンソーと新会社を設立という先月末のニュースですが、中身がわかってきました。
出資比率では圧倒的にトヨタ主導なのですが、中身を見ると、マツダがリーダー?
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まずは、何も考えすに、トヨタのニュースリリースから

マツダ、デンソー、トヨタが電気自動車の共同技術開発契約を締結

-共同開発拠点として新会社を設立し具体的な協業に着手-


 マツダ株式会社(以下、マツダ、本社 : 広島県安芸郡府中町、社長 : 小飼 雅道)と株式会社デンソー(以下、デンソー、本社 : 愛知県刈谷市、社長 : 有馬 浩二)およびトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ、本社 : 愛知県豊田市、社長 : 豊田 章男)は、電気自動車の基本構想に関する共同技術開発に向けた契約を締結しました。
 また、本共同技術開発を効率的に進めるために新会社(以下、新会社)を設立し、3社のエンジニアが一堂に会して活動を実施することを決定しました。

 近年、温室効果ガス削減に向けて各国・各地域で規制の強化が進み、一定割合の電動車の販売を義務化するといった新たな規制導入の動きがあります。各種規制にも対応しながら、企業として持続的な成長を続けていくためには、幅広いパワートレーンや技術の開発が必要であり、FCVに加え、電気自動車(以下、EV)も必要な開発領域の1つです。

 一方、EVの普及・販売台数は当面まだ多いとは言えない中、求められるクルマ像は地域やニーズにより多種多様のため、各自動車会社が単独で全ての市場やセグメントをカバーするには膨大な工数、費用、時間が必要になるという課題があります。

 マツダ、デンソーおよびトヨタは、市場動向に柔軟かつ迅速に対応するため、幅広いセグメント、車種をカバーできるEVの基本構想に関する技術を共同で開発することに合意しました。軽自動車から乗用車、SUV、小型トラックまでの幅広い車種群をスコープとし、マツダの「一括企画」や「モデルベース開発」デンソーの「エレクトロニクス技術」トヨタの「TNGA」など、各社の強みを持ち寄ることで開発手法そのものを見直します。

 新会社では、主に以下に取り組んでいきます。

  1. ユニットおよび車両についてEVに最適となる性能および機能を規定する特性(コモンアーキテクチャー)を研究
  2. 上記①の特性を実現する各ユニットの搭載および車両としての性能を検証
  3. ②を通して、車種群として考えた場合の各ユニットおよび各車両の最適構想の検討

 今回の共同技術開発に対して、マツダとトヨタは開発資源を等しく負担すると共に、効率的な開発、および既存生産設備の活用を図ることで、各社がリソーセスをクルマ本来の価値追求に注力し、EVを「コモディティ化」させることなく、それぞれのブランド独自の付加価値あるクルマを追求してまいります。

 また、今後は他の自動車メーカーやサプライヤーも参画可能なオープンな体制を目指します。

製品に要求される性能を、各構成要素に配分して実現するための製品設計の基本コンセプト。コモンアーキテクチャー構想では、車格や出力の違いを超えて各ユニットの基本構造を共通化し、特性を揃えることで、多様な製品を同じプロセスで開発・生産できるようにしている。
新会社の概要
会社名EV C.A. Spirit 株式会社
所在地愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7-1 ミッドランドスクエア37階
出資金1,000万円(出資比率 : トヨタ90%、マツダ5%、デンソー5%)
役員体制代表取締役 寺師 茂樹
取締役 伊勢 清貴
取締役 水島 寿之
監査役 上田 達郎
社員数発足時 : 約40名
ホームページhttp://www.ev-cas.co.jp(2017年10月中旬開設予定)
問い合わせ先info@ev-cas.co.jp(2017年10月1日開設予定)


001_jp.jpg

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出資比率は、トヨタが90%で、新会社の住所も名古屋。
しかも、ミッドランドスクエア内ですから、ほぼトヨタ内に新会社ができる。
ということですね。
まあ、当初から、トヨタがマツダの技術を狙うというイメージでしたからね。
LM55ビジョン・グランツーリスモ

ただ、前回の資本提携発表では、比較的対等な形での協力関係に映ったのですが、
RX-VISION_201708041735189b4.jpg
今回の発表でトヨタが主導権を握る気配が明確になったようにも思います。

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トヨタは、EV開発について、当初はテスラとの提携があったものの、
何ら具体的な成果はないままに、関係は解消。
Tesla C Concept
その後、専門組織を設置し、いよいよ自前開発で?という動きだったものの、
豊田章男 - Edited
ここにきて、マツダとの連携、新会社設立と、うまく行っているのか。いっていないのか。
クルマづくりの枠組みだけでなく、早く実際のクルマがみたいですね。

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今回の新会社設立についても、様々な意見が出ているのですが、
一部、トヨタに厳しい見方をしている記事も出てきています。
現代ビジネスにおいて、井上久男さんの見立て。

EVで「新会社設立」トヨタになくて、マツダにあるもの

CX-5_20171008233333c6f.jpg 


トヨタ自動車とマツダ、デンソーの3社が9月28日、電気自動車(EV)開発の新会社を設立すると発表した。現場の開発リーダーには、マツダで研究開発を統括する藤原清志専務が就く。ここがミソだ。

読者は意外に思うのではないだろうか。一般的には、資金力豊富なトヨタが、マツダに環境技術を提供して、いずれ呑み込んでいくと思われがちだが、それは全く違う。

今回のEVの共同開発ではマツダが主導権を握る。筆者がニュースリリースを読む限り、マツダが得意とする「モデルベース開発(MBD)」や「コモンアーキテクチャー」を活用することが大々的に示され、行間からは「マツダさん全部お願いします」といったニュアンスさえ伝わっていた。

・・・中略

マツダは、この「MBD」と「コモンアーキテクチャー」を駆使することで、コストを下げながら商品力も高める開発手法の確立に成功した。これがヒット車の連発につながり、経営危機から脱して2017年3月期にはついに無借金経営になった。

トヨタは「MBD」と「コモンアーキテクチャー」のノウハウが欲しくて、マツダに接近して提携したのだ。莫大な研究開発費を持つトヨタにはEVの要素技術が多くある。ハイブリッド車で使うモーターやインバーターは世界最高峰の水準にある。それでも優れたEVが出せないのは、この2つのノウハウがないからなのだ。

EVの時代になると、よく「クルマはパソコン化」するといった論調も見受けられる。ハード的な構造はシンプルになるが、走行性能や乗り心地、デザイン、価格などでクルマの完成度を高めていく一層の努力が求められる。

ハードとソフトを融合させる「統合力」も重要だろう。なぜなら、英国のダイソンが参入を表明したように、これからEVには異業種も入ってくる。競争に勝つためには、効率的に商品性を高めていく努力が不可欠だからだ。

そして最後に一言。ここは強調したい。この「MBD」や「コモンアーキテクチャー」は万能ではない。「こんな車を造りたい」とか、「こんな技術を世に送り出したい」というアイデアがあってこそ初めて「武器」になる。言ってしまえば、この2つのノウハウは、志を早期に具現化するためのツールに過ぎない。

ハイブリッド車と豊田章男社長の趣味のモータースポーツ以外に見るべきところがないほどクルマ造りでは落ちぶれてしまったトヨタに、果たして「武器」を使いこなせる志はあるのだろうか。

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まあ、ちょっと偏った記事というか、
逆サイドから見ると、トヨタが自前でやるほどじゃない。と判断しただけ。
という見方も。

トヨタは、様々な提携関係のなかで、
次世代スープラやディーゼルエンジンは、BMWから。
toyota supra

小型車や軽自動車、一部のアジア市場を、子会社化したダイハツやスズキとの提携から。
トヨタ-スズキ提携

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86-BRZなどスポーツや、一部北米での生産を、スバルから。
entry_img_1712
トヨタ-スバルが「新型SUV」の「ハイブリッド」を共同開発!『ディーゼルHV』の可能性!
といったように、足りない部分で背骨以外の部分は、提携で。
という姿勢が明確です。

その中でのマツダとの関係も、
北米や中米のコンパクトカー市場は、マツダ頼みの関係もありましたよね。
サイオンiA デミオ
トヨタの新戦略は【マツダ頼み】?【デミオ】ベース新モデル発表→【CX-3】ベースのトヨタ車も?

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今回のEV共同開発も、
お金はもちろん出すから、マツダさん頑張ってよ!的なことなのかも。
クルマができれば、もちろんトヨタの超強力販売網がありますからね。

マツダは、ロータリーエンジンを用いたEVの研究開発を続けており、
こちらが日の目を見る可能性もあるかもしれません。
mazda furai concept

また、将来の全車電動化の話も出ており、こちらに向けても開発費がね。
SKYACTIV-X_20170916235426494.jpg

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同様に東洋経済の記事では、参加するエンジニアの数に関して記載されており、
やはり、トヨタがマツダの開発手法を求めているという論調になっています。
以下、東洋経済の記事から抜粋

トヨタとマツダは8月、互いに500億円ずつを出資して資本・業務提携し、EV技術の共同開発を行うと発表していた。今回、マツダがトヨタとほぼ同じ数のエンジニアを送り込むのは、トヨタがマツダの開発手法を求めているからにほかならない。

EVは今後普及したとしても、ガソリン車と比べて台数規模はまだ小さい。大量生産・販売を得意とするトヨタの手法が必ずしも通用しない可能性がある。小型車から大型車まで基本設計をいち早く共通化して、効率よく開発しているマツダの手法はトヨタにとって魅力的だ。

デンソーとは昨年12月にトヨタが社長直轄で立ち上げた「EV事業企画室」を通じて、EVの設計・開発で協力している。今回の新会社はこの事業企画室とも連携する。デンソーは電池やモーターの制御などに必要な技術を持ち、ハイブリッド車の基幹技術などを担ってきた実績がある。トヨタは新会社でも早い段階からデンソーの技術を取り込むことで、EVの量産化を確実に進めたい考えだ。

やはり、規模が小さい市場なので、
マツダの開発手法や生産方法を取り入れたい。ということのようですね。
まあ、どちらにとってもいい話ですから、
問題はどんなアウトプットが出るのか?ということ。
東京モーターショーでも何らかの発表があるかもしれません。

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各社「EV」のデザインギャラリーは、以下から!
EV.jpeg
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