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トヨタ「新型プリウスPHV」試乗記をまとめて →「デザインと走りが全然プリウスと違う!」

市販モデルの発売が徐々に近づいてきている、トヨタ「新型プリウスPHV」ですが、
既にその試乗インプレッションがたくさん出ており、その特徴がわかってきています。その評価は?
プリウスPHV - Edited
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ロイターの記事から

トヨタの新プリウスPHV、使命は世界販売100万台=エンジニア

トヨタの新プリウスPHV、使命は世界販売100万台=エンジニア ロイター


トヨタ自動車(7203.T)は家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)の新型「プリウスPHV」を年内に売り出す。開発責任者の豊島浩二チーフエンジニアはロイターとのインタビューで、「PHVをハイブリッド車(HV)に代わる次世代環境車の柱にする」と述べた。

新型プリウスPHVは、次の全面改良までに世界販売累計で「100万台の規模を売っていかなければならない」と力を込めた。

2代目となる新型プリウスPHVは、年内に日米欧で発売する。トヨタは公式の世界販売目標をまだ発表していない。

プリウスはHVとして1997年に初登場。初代で累計約10万台、2003年投入の2代目で約100万台を売り上げ、約250万台を販売した09年発売の3代目あたりからプリウスは「日米市場では少し市民権を得た」と豊島氏は振り返る。また、100万台くらい売れるとHVのシステムが他のボディ形態でも展開できるようになってきた」という。

豊島氏は、プリウスのHVを広めるという当初の役目は「日米ではほぼ果たせた」と説明。また、HVがそうだったように「ホップ(初代)、ステップ(2代目)のステップがちゃんとできないと、その次のジャンプ(3代目以降)ができない」と指摘し、PHVでも「100万台規模を売っていくのがプリウスのある種の使命だ」と語った。

初代プリウスPHVは2012年1月に発売したが、これまでの世界販売台数は累計約7万5000台と苦戦している。ベースにした3代目プリウスHVと外観がほぼ変わらなかったことや、PHVの売りであるガソリンを使わず電気だけで走れる距離が1回のフル充電で26.4キロと短かったことなどが不振の要因とみられている。

新型プリウスPHVではプリウスHVと違う外観にしたほか、電気のみでの走行距離を60キロ以上に伸ばした。20分で80%まで充電できる。電気だけで走れる最高速度も初代の時速100キロメートルから135キロメートルに引き上げた。屋根に載せた太陽光パネルでは1日当たりの充電で最大約6キロ走行できる。11.6インチのタブレット型の操作パネルを採用し、カーナビなどを見やすく使いやすくした。

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プリウスPHVの狙いと特徴がまとめられた記事ですが、
何度もご紹介しているように、現行のプリウスPHVは大失敗で、
あの三菱「アウトランダーPHEV」の方が売れている!なんてことも話題になったものでした。
アウトランダーPHEV
三菱「アウトランダーPHEV」大人気で生産間に合わず!【プリウスPHV】超え?

現行モデル失敗の最大原因は、記事中にも少し触れられていますが、
デザイン的にも、機能的にも、わざわざ充電が必要なPHVを選ぶ理由がなかったこと。
プリウスPHV2
トヨタ「新型プリウスPHV」も【今秋】発売へ → 【EV走行】2倍以上で【脱プリウス】デザイン?

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新モデルは、
  • デザインでの差別化
  • 電気走行距離の増加
など、先代の失敗を踏まえた改良をしてきているのですが、

他にも、
  • 太陽光パネルの搭載
  • 大型タブレットの搭載
など、見た目にもわかりやすい先進性を取り入れたコンセプトになり、
プリウスよりも先進的で、高級な車種とうポジションを狙っています。

実際、春の初公開の際にも、
その先進性が中心にアピールされていました。
priusPHV 1920×1080
トヨタ「新型プリウスPHV」発表:【ソーラー発電&超大型ディスプレイ&新デザイン】!

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これは、北米での車種名が「Prius Prime」と名付けられていることからも、
トヨタ「新型プリウスPRIME 2017」新デザイン発表;デザイン画像集
2017 Toyota Prius Prime.jpg 1024×576
トヨタの狙いが鮮明です。

国内では、既にジャーナリスト向けの試乗会も開催されており、
あくまでも、プロトタイプという位置づけですが、
試乗インプレッションもご紹介していましたが、ここでも同じような上級との評価が。
トヨタ「新型プリウスPHV」に河口まなぶが試乗;プリウスより上級?
prius phv testdrive

今回は、先ほどのプリウスPHVの狙いを踏まえたうえで、
自動車雑誌や、一般誌に公開されている、
試乗インプレッションの内容を少しだけご紹介します。

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まず、朝日新聞の試乗レポートでは、

新型プリウスPHV、何が違う? 記者が乗ってみた

 サーキットに並ぶ新型車。一見して、通常のHVタイプより精悍(せいかん)な印象だ。シルエットは似ているが、ヘッドランプを細くし、エンブレム周りに透明な樹脂を使うなど、目立つパーツを採用した。現行のプリウスPHVはベースの3代目プリウスと見た目がほぼ同じだが、「差別化できなかったことを教訓に、デザインにもこだわった」(トヨタの技術者)という。

 アクセルを踏むと、スーッと静かに動き出す。聞こえるのはエアコンやタイヤがこすれる音ぐらい。音や振動が大きいエンジンが動いていないためだ。PHVは、充電した電気がなくなるまではモーター中心で走る点が、エンジンをこまめに併用するHVとの違い。それでも、時速100キロ前後になるとエンジンに頼る場面があるが、新型は電池などの工夫で、モーターだけで走る範囲を現行型より大きく広げた。

 最も印象的だったのは加速力。HVタイプはアクセルを踏み込んだ時、速度が上がり始めるまでに一瞬間が空くが、PHVだと、踏んだ瞬間に跳ね上がるように感じる。発電機がモーターとしても働くよう改良したことも、加速の向上につながったという。

 短時間の試乗では体感できなかったが、使い勝手の面では電池の性能が大きな改善点だ。1回の充電でモーターだけで走れる距離が現行型の2倍超の「60キロ以上」になり、トヨタはこの点を強くアピールする。

 ただ、気になる値段は未公表。プリウスPHVの現行型は294万円(消費税込み)から。ベースのHVタイプは代替わりで20万円ほど値上がりした。PHVの新型は高級感を強調していることもあり、業界内では、最低価格が300万円台前半から半ばになるとの見方が多い。

やはり、デザインと加速性能の違いが、語られており、
どちらも、ハイブリッドモデルに比べて。という評価内容に。

また、1回の充電での電動走行距離もよりもアピールポイントだといいうことなんですが、
このあたりは、安心材料にはなりますが、大きく購入者を増やすポイントではないように思います。

価格については、先日お伝えしたように、320万円程度がエントリー価格かなと。
prius prime
トヨタ「新型プリウスPHV」価格判明:現行より+70万円の約320万円〜!4人乗りもネックだが…
300万円台半ばになると、100万台規模は難しいように思います。

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また、モータージャーナリストでは、
レスポンスの松下宏氏の試乗インプレッションを。

『プリウスPHV』のプロトタイプ車に試乗した。従来のPHVはいかにもプリウスの派生車という感じで特徴に欠ける部分があったため、今回はプリウスとの違いをデザインでも走りでも明確化してきた。

外観デザインはボディの基本はプリウスながら、PHVは前後のデザインを大きく変更した。フロント回りはLEDヘッドライトの採用など、『ミライ』にも通じる部分のあるデザインとし、リヤはテールランプのデザインを縦から横へと大きく変更し、全く違うクルマのような印象を与えている。

発進はEVモードで走り出す。とても静かでスムーズな走りだ。今回のモデルではジェネレーターもモーターとして走行に使うデュアルモータードライブを実現したので、標準のプリウスと比べて格段に力強い走りが可能である。

試乗は袖ヶ浦フォレストレースウェイのコースで、プリウスとプリウスPHVを乗り比べたが、走りのフィールは静かさや力強さなどの点で、全く別のクルマではないかと思うくらいに異なっていた。

『ゴルフGTE』のGTEモードほどではないが、エコとパワーとノーマルの各モードはそれなりにメリハリが利いていて、走りのフィールには確かな違いがあった。

ということで、判を押したように同じような評価に。
体感的には、走りの違いが一番わかりやすいんでしょうが、
デザイン的には、
その「走りがいい!」デザインには見えない事がちょっとわかりにくいですかね。
トヨタ「新型プリウスPHV」日本モデル;公式デザイン画像集!
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記事中に出てくる「ゴルフGTE」は、ネーミングの付け方から、そのデザインまで、
「走行性能の高さ」をウリにした車種ですからね。
GOLF GTE VW
VW「新型ゴルフGTE」国内発売!初のプラグインHVは【走り・電気・HV】の3モードで【価格499万円】!

GTEまで行かないにしても、
プリウスとは異なるコンセプトをもう少し明確にしたほうがわかりやすいように思います。
アウトランダーPHEVも、アウトランダーに搭載したからこそ売れたんですから。

次にもう一つ。
ダイヤモンド・オンラインの佃氏のレポートでは、

ベールを脱いだ新型プリウスPHV従来のプリウスとは全くの別物

 トヨタ自動車がハイブリッド車(HV)に次ぐ次世代環境車の柱として位置づけ、開発した新型「プリウスPHV(プラグインハイブリッド車)」がベールを脱いだ。PHVは、家庭用のコンセントから直接バッテリーの充電できるハイブリッド車ということだが、より電動車としての走行距離が長くなった。

 トヨタが今冬に発売する新型プリウスPHVの事前試乗会に参加する機会を得て、筆者はこの新型プリウスPHVに試乗してきた。その印象は「トヨタがPHVに本腰を入れた」である。

 まず、この新型プリウスPHVモデルは、スタイリングからしてこれまでのプリウスとは全くの別物と思うほど違う。フロントデザイン、リアのデザインともに差別化してきた。一目でPHVモデルと判断できるのだ。さらに試乗してみると、EVモード走行での加速のレスポンスやコーナリングの切れの良さが体感できた。

 これは現行PHVと4代目プリウスHVの、二つのモデルとの比較試乗での実感である。特に現行PHVモデルとの比較では「これだけ進化したか」と思うほどで、まさに「雲泥の差」の違いがあった。新型モデルではEV走行をいかに重視したかがわかる。

現行のプリウスPHVと比較しても、その走りの差は歴然ということで、
EVらしい低速トルクが目立つ設計にしているというところですかね。

ということで、デザインと走りの差が、プリウスとの大きな差!ということになりそうなんですが、
これ、こういうコンセプトの車なら、プリウスである必要があるのか?という気も。
プリウスであれば、当然「エコであること」が前提になるので、
今回のようなデザイン性と走行性能は、ちょっとわかりにくくなる気がします。

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このあたりの、先進性のほうがコンセプトがわかりやすいんですが、
トヨタ「新型プリウスPHV 2017」新デザイン発表;デザイン画像集
2017-toyota-prius-prime-06-0981b83c4e79f1558857a8bead1854fc0-1
ちょっと中途半端な感じが。

例えば、
同時期に発売予定のSUV「新型C-HR」なんかであれば、
デザイン✕走行性能というのも、非常にわかりやすくなるんですけどね。
トヨタC-HR
トヨタ「新型C-HR」価格判明!英国価格はターボ280万円~でHVは311万円~!サイズも完全公開!

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やはり、プリウスでやることに意味があり、量販に繋がるんだ。
とか、トヨタ的な戦略があるんでしょうが、どうも今までのイメージを引きずりがちだなと。

ここまで、比較的なトヨタの説明と近い、
ポジティブな意見の試乗評価をご紹介してきたのですが、
最後に、新型プリウスPHVの欠点となる記事もご紹介しておきます。

レスポンスの記事では、、、

【トヨタ プリウスPHV 新型】EV走行60kmで犠牲になったもの

トヨタ自動車が今冬に発売を予定している新型『プリウスPHV』はモーターだけで走行するEVモードの航続距離が現行の26.4kmから60kmへと2倍以上に引き上げられた。

現行モデルの倍の容量のリチウムイオンバッテリーを始め、バッテリー昇温システムの採用、さらにはシステムそのもの効率化で60kmを達成した。だか、その一方で犠牲になったものがある。それが乗車定員だ。新型プリウスPHVの乗車定員は燃料電池車『MIRAI』と同じ4人となっている。

新型プリウスPHVのプラグインシステムの開発を手がけた市川真士主幹は「車両の企画をするにあたって、何を優先して決めていくのか。やはりEV性能を上げたいとなると、全体的なバランスを勘案して4人乗りになった。EV距離をとらなければ5人乗りでもいけるが、今回60km以上という数値目標が設定された段階で4人乗りでということになった」と明かす。

………………

児玉氏は「PHVのTNGA車両として出すのは、新型プリウスPHVが初になるが、同時に他の車種でパッケージの重量低減活動は行っているので、その活動の成果もプリウスPHVにフィードバックする機会がモデルチェンジを待たずとも今後出てくると思う。モデルチェンジよりも前の段階で5座を提供できる可能性はあると思う」とも話していた。

やっぱり、ここは大きな課題ですよね。
だって4人乗りですよ。基本的には家族で乗るような車ではないのかもしれませんが、、、
まあ、人数だけでなく、当然ながら荷室空間の狭さも課題になってくるでしょうね。

以下の記事でもご紹介しましたが、価格と居住性能の課題を打ち返せるだけの
魅力を提示できるのか?トヨタのやり方にも注目ですね。

以下、プリウスPHVの試乗記へのリンクです。
基本的には、どれも、プリウスとは違う!のオンパレードなんですが、
それが魅力に繋がるのかは???さて。

プリウス/プリウスPHVの最新記事一覧は、こちらから
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